2018年 大晦日

今日は大晦日。まもなく新しい年を迎えようとしているところで、ではこの一年間どれくらいのことができたか、ちょっと考えてみる。点数をつけたら60点に達するか達しないかぐらい。自分としてはもう一歩といった感が強い。ブログの記事は書こうと思った半分ほどしか書けなかった。マラソンの方も怪我や故障に悩まされて、練習も中途半端、当然大会の結果も納得できるものではなかった。

英会話の学習は本格的に始めて来年の4月で2年目を終える。学校のスパンで考えれば3年ぐらいが目安だから来年は最後の一年になる。少しは力はついてきていると思うのだけれど、実際の経験がないから不安ばかりが先行する。まだまだ先の見通しが暗い感じだ。

とまあこんなことで一年間の振り返りを書き始めると、不満だらけ、愚痴だらけになりそうだから、ここで止めることにする。

で、今年最後に書いておきたいこと。それは子供から贈られた誕生日プレゼントのことだ。この12月にごいさんもめでたく66歳になった。その日の夜に、帰ってきた子供が「ほら」と言って差し出した。何だろうと見たら、箱に「Happy Birthday」と書いたリボンのシールが貼ってある。

「覚えていたんだあ」とちょっぴり感動。何だろうと思って恐る恐る開けてみると中から出てきたのが、今どきのアップルウォッチだった。ぼそぼそと話す言葉の端からだいぶ前から何を買ったらいいか考えていたのが伝わってきた。そんな時にあのPayPayのキャンペーンがあって、アップルウォッチならマラソンにも使えるだろうと言うことで決めたようだ。

子供が誕生日にプレゼントくれるのは稀なこと。だから意外性があって感動的だ。ごいさんがそれを眺めてニコニコしていると子供も嬉しそうに話しかけてくる。ふだんは子供から話しかけて来ることはめったにないから、子どももよほどにいい気分だったのだと思う。そうして一時間余りも会話が続いた。プレゼントはもちろん嬉しいのだけれど、こうして子供と話せるのはもっと楽しい。まさにプライスレス。

今年一年は上手くいかなかった方が多いが、それでも平凡に無事に過ごせたことが何よりの幸せ。そして最後にこの温かい気持ちでこの年を締めくくることができる。グッドだ!

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3つの音楽会

ごいさんには珍しく今月は3つの音楽会に出かけて行った。その一つは前回の記事に書いた通りブログ友だちのrecocaさんのオカリナ演奏と彼の娘さんの歌の共演だ。小さな音楽会だったけど素晴らしい音色と歌声だった。短い時間ではあったが、目の前で聴けたというのもあって十分過ぎるくらいに堪能できた。

他の二つはというと、まずは15日の土曜日に行われた相模原市吹奏楽団のクリスマスコンサートだ。前の職場の同僚のN川さんがこのメンバーの一員として活動している。初めて来てからもう10年近く、今ではごいさんにとって毎年暮れの恒例行事となっている。この楽団は全国大会では何度も金賞を受賞するなどのなかなかの実力派集団なのだ。

演奏会の第一部はクラッシックやコンクールの課題曲を中心としたもので、聞きごたえがある。第二部になると一転して子供たちも一緒に楽しめるようなアニメや映画音楽などの身近な曲になる。団員の皆さんも毎年のテーマに合わせた衣装を着て和やかな雰囲気を醸し出す。今年は「船」がテーマということで水兵さんや漁師、海賊などさまざまな格好での登場だ。みんなで手拍子をしたりして大いに盛り上がる。

みんな働きながらの活動だ。同僚の彼女も毎日遅い時間まで仕事をこなす。自分の趣味を生かすために仕事の手を抜くことはできない。そんな彼女の頑張りをずっと見ていたからやはり応援していたいと思う。自分のやりたかったことを誰かに託してそこに自分を投影すると、まるで自分の夢が叶ったように感じる。そんなことも今のごいさんの生きがいの一つになっている。

もう一つは翌日の16日に町田のカフェバーで行われたシャンソンのライブ。これにはテーネンジャー(同じ年に退職した同僚の集まり)のK手さんが出演した。彼女は定年退職できっぱりと仕事を辞め新たな道を歩き始めた。それが合唱に参加したりこのシャンソンを習うということだった。初めて門をたたいた時は相当に緊張したという。それが今では先生も推薦するぐらいに立派に歌いこなしている。

第二の人生(?)を確実に歩んでいる彼女は、我々テーネンジャーのお手本のような存在だ。今回は彼女の初舞台ということもあって、仲間がみんな集まって彼女の歌に聴き入った。ライブが終わった後はテーネンジャーの忘年会。同じ年に退職した仲間が6年経ってもこうして集まれる。同い年ということもあってなんとも心強い。これからもずっと大切にしたい集まりだ。

こうしてごいさんには珍しく今月は3回も素敵な音楽会を楽しんだ。美しい声や音色に接して少しばかり垢抜けたかなあ…なんてね。来年はごいさんもウクレレぐらいやってみようかなと、なんだかちょっぴりその気になっている。

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お呼ばれ

また新しい思い出が一つできた。ブログ友だちのrecocaさんがクリスマスのホームパーティに招待してくれたのだ。2年前に同じパーティの記事を読んだ。そこには美味しそうなご馳走が並んだ写真があった。その時にいつか招待してもらえたらなんてことをコメントしていた。海外のクリスマスでは家族が集まってお祝いをするという。recocaさんの記事にあったホームパーティにもそんなアットホーム的な温かさを感じていた。

彼と会うのは今回で4度目になる。彼はごいさんと干支が同じで一回り先輩になる。そんな彼がブログを書きオカリナを吹きそして俳句を詠む。その精力的な活動はごいさんの憧れるところでもある。もちろんごいさんはオカリナも吹けないし俳句も詠めない。やっていることは全く違うのだけど、でも何かに頑張っているという点では大いに参考になるのだ。いつも新鮮な気持ちで取り組んでいるからだろうか、彼はとても若く見える。

パーティ会場は娘さんのお宅。今日は牧師さんご家族を始めとして教会関係や親せきの方たちなど総勢25人ほどで、さすがに家の中は1階も2階もいっぱいだ。知らない中にいて緊張しているのが分かるのか何かとrecocaさんが気を遣ってくれる。そのうちに若いカップルさんと話ができるようになって緊張感が少しずつ和らいでいく。

パーティの始まりは牧師さんのお話。続いて娘さんのご主人の音頭で乾杯。それが終わると続々と豪華なご馳走が並ぶ。一週間ほど前からご主人はこのパーティに出す料理のことで頭がいっぱいだったという。それにしても25人分のお料理を一人で作るなんて凄すぎる。料理が本職というだけでそうそうできるものじゃない。いかにもご主人の心意気が伝わってくるようだ。

おっと、reccocaさんの作ったお手製のカレーを書かなくちゃいけない。6種類のカレールーを混ぜ合わせたというスペシャルバージョンだ。たっぷりと盛り付けて運んできてくれたのだが、いやあこれが実に美味。みんなも美味しそうに食べていた。recocaさん、なかなかやるじゃない。

この頃になるといろんな方とお話ができるようになった。ご主人の兄弟さんからハイボールを頂いて、ますますごいさんのテンションが上がる。recocaさんの奥さんに会うのは2度目。前回はあまりお話ができなかったが、今回は最近読んだ本やイギリス・フランスへの旅行の話などいろんなことを話してくれた。それから息子さんのお嫁さんやrecocaさんの娘さんともたくさん話ができて、まるで家族の一員にでもなったかのよう。他の皆さんもみんな初めて会うごいさんにとても優しかった。

食事が一息ついて、recocaさんの演奏と娘さんの歌の共演と相成った。初めて聴く生演奏はやはり迫力というか勢いがあった。娘さんの歌声も素晴らしかった。何よりこの父娘の共演がなんとも素敵。娘のいないごいさんには、ちょっぴり羨ましい光景だった。

横浜までは乗り換え無しの一本道。今までよりずっと近くなった感じ。帰りの電車の中で図々し過ぎたかなあなんてちょっぴり反省。そうしていつの間にか夢の中へ…。

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奈良マラソン(観光編)

京都に住む友だちと会う約束がキャンセルになったところで、前から気になっていた京都の紅葉狩りを遅ればせながらだけどしてみようと思い立った。ならばどの辺だろうとネットで調べてみると、嵐山、北野天満宮、東山地区などなどいくつかの候補があがった。そして思いついたのが哲学の道。そう言えば法然院永観堂もあるはず。南禅寺から祇園、丸山公園を抜けて帰ってくれば十分に楽しめそう。(実際には南禅寺まで行ったところで時間が無くなってしまった)

哲学の道を初めて歩いたのはもう40年以上も前になる。百万遍に下宿していた友のところに毎夏一週間ほど泊まり込んでは京の街を歩き回っていた頃だ。その時はいかにも自分が西田幾太郎にでもなったようないっぱしの哲学者を気取って歩いたものだ。その頃は哲学という言葉を口にするだけで自分があたかも高尚な人物になったような気になっていた。デカンショ節とはよく言ったものだけど、分からないままにデカルト、カント、ショウペンハウエルを友と熱く語っていた。今もショウペンハウエルの本が本棚の隅に置いてある。

とまあそんな思い出深い哲学の道を歩いてみようと思い立ったのだ。実際に歩きだしてみるとやはり懐かしい。喫茶「若王子」(今は休業中のようだ)の辺りには相変わらず猫が多い。猫好きの人たちにはたまらない空間だろう。もうほとんど落葉しているという感じだから、ところどころに残っている紅葉が余計に美しく見えた。

哲学の道f:id:goisan:20181207124858j:plain

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法然院f:id:goisan:20181207130052j:plain

白砂壇(びゃくさだん)には、モミジが描かれていた。f:id:goisan:20181207125649j:plain

安楽寺f:id:goisan:20181207130719j:plain

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モミジの永観堂禅林寺f:id:goisan:20181207133347j:plain

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南禅寺三門を支える大きな柱とその向こうに見える景色。f:id:goisan:20181207141512j:plain

レンガ造りの水路閣。レトロな感じがいいね。f:id:goisan:20181207141938j:plain

 

奈良マラソン前日にちょこっと奈良散歩。

鹿の喧嘩?女の子が心配そうに見ている。f:id:goisan:20181208123943j:plain

世界遺産春日大社f:id:goisan:20181208132936j:plain

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301年ぶりに再建された奈良・興福寺の中金堂(ちゅうこんどう)。f:id:goisan:20181208150749j:plain

癒されます。f:id:goisan:20181208133656j:plain

 

奈良マラソン2018(後)

38キロ地点ではマルさんが再び応援してくれている。少しでも早く着きたいという気持ちでもがくように走る。この頃になるとエイドに寄るたびにたくさんのボランティアの子たちが「ごいさん頑張れ!」と大きな声で励ましてくれる。奈良の応援はいつも凄いと思うのだけど3回目にしてこれだけの応援は初めての経験。まあそれだけ自分がどうしようもない状態だったということだね。笑顔を作ろうとするのだけど作れない。申し訳ないなあと思いながらその場を後にする。彼らの声はものすごい励みになった。

そうしてようやくマルさんと再会する。普段着の格好は初めてだったから声を掛けてもらわなかったら分からなかったかもしれない。ともあれこれで残り4キロになった。沿道には応援をしてくれる人の数も増えてきた。ここからはサブ4との闘い。残りをキロ7分では厳しいかとかいろんなことを考える。40キロまでの10キロは60分29秒、久しぶりに1時間を超えた。

41キロを過ぎると最後の上り坂になる。前日に遠くから見た時はそれほどの坂道ではないと思ったけど、今は相当に苦しい。それでもここまで来てようやくサブ4を確信していくぶん気持ちを持ち直す。競技場に入り最後にトラックを200m走ってフィニッシュ。タイムは3時間54分40秒。痛くて辛くて苦しんだけどそれを覆うようにたくさんの「ごいさんコール」をいただいて思い出深いレースになった。どうにか4時間も切れたし、頑張った自分を褒めてあげたい気持ち。こんな感情珍しい。

着替え終わって更衣室を出るとマルさんが待っていてくれた。奈良駅近くの飲み屋に入ってまずはビールで乾杯。最初に会ってからちょうど2年が過ぎた。挨拶程度はしたがじっくり話すのは初めてだ。でも違和感はない。予想通りのマルさんだったから。話していて改めてマルさんの人となりが見えてくる。落ち着いた優しい声、柔らかな物腰。今日の応援に手作りのボードを持って何時間も立っていたことだけを考えても容易に想像できるのだが、実際に話してみてその感を強くした。同じ世代としてまだ現役でバリバリ働くさまはものすごく刺激になった。

大阪と横浜ではそうそうは会えないが、今度一緒に練習しましょうということになった。マルさんにも横浜みなとみらいや湘南海岸を走らせてあげたい。そうだ、Macさんにも声をかけよう。16時53分の電車で奈良を去る。新幹線で京都を離れる頃にはレースでの苦しさや悔しさはすっかり忘れて、心の中はほのぼのとした温かい気持ちで満たされていた。

ありがとう、奈良マラソン。いつかまたきっと走りに来る。

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奈良マラソン2018(前)

奈良マラソンを走ってきた。今年で3回目になる。申し込んだ頃はこんなふうに足に不調が出るなどとはこれっぽちも考えなかった。9月頃に痛めた左膝をかばうようにしていたせいか最近では右足の裏にも痛みを覚えるようになっていた。それでも神戸とつくばではそれほどの痛みもなく走れたからから、奈良も行けるだろうと考えた。いやそれ以上に奈良を走る気にさせてくれたのは、ブロ友のマルさんが応援に来てくれるということだった。

マルさんと初めて会ったのは2年前のこの奈良マラソンだった。その時には、びあーさんと3人でシューズ円陣の写真も撮った。マルさんは関西の方だから会う機会はまずないが、それでも昨年の京都マラソンで再会した。ここでも話をしたのはスタート前のわずかな時間。いつかゆっくり話しがしたい、それ以来そんな思いがずっとあった。

マルさんの印象は、体全体に優しさがにじみ出ているという感じ。ごいさんと同じくらいの年齢。ブログのやり取りでもう一度一緒にこの奈良を走ろうということになったのだが、彼はわずかのタイミングでエントリーに間に合わなかった。ごいさんにとっては大ショックだった。他に彼と一緒に走れる大会は見つからない。彼も残念に思ったのか、それで応援に来ると決めたようだ。そう、今度こそゆっくりと話ができる。今回の奈良を走る大きな目的はそれだった。

今回のごいさんはDブロック。今の状態ではちょっとおこがましいかもしれない。9時ちょうどに号砲が鳴り花火が打ち上がって、いよいよ奈良マラソンが始まった。5キロぐらいまではいつも通りの混雑が続く。5キロ地点で折り返すと10キロまでは緩い上り坂が続くが、この10キロは53分01秒とまずまずの走りだ。往路ではこの辺りでマルさんが応援しているはずということできょろきょろ探すが結局発見できず。

17キロを過ぎると大きな上り坂が待ち構えている。坂の途中で奈良マラソンの有名人忌野清志郎さんこと今ノ葉狂志郎さんとハイタッチ。熱い応援をもらって一気に坂をかけ上がる。上りきって20キロ地点を通過。この10キロは52分31秒。中間点は1時間51分08秒で通過する。25キロを過ぎて恒例のお汁粉タイム。そうして28キロを過ぎた辺りから始まる長い上り坂に挑む。大きな声援にも励まされてどうにか上りきって30キロ地点を通過。この10キロは54分56秒かかった。

この後、急に右足の裏側に痛みを覚える。この坂道でどたばたと走り過ぎたのかもしれない。一歩を思い切って踏み出せない。今の自分には弱気になる格好の言い訳材料になってしまったよう。少し走っては足を休める感じで時間が過ぎていく。34キロ付近で前方を見たらピンクのシャツが目に入った。背格好からしてバンビさんだと思った。フォームも乱れていないし、このまま行けば4時間は切れるだろう。しばらくは追いかけるように走ったがいつか視界から消えてしまった。

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湘南の風になれ!

一昨日の日曜日、湘南マラソンのボランティアに行ってきた。今回のごいさんの目印は神戸マラソンでもらった「幸せの黄色い手袋」。そして今回はお手製のメッセージボードを首から下げた。内容は、「湘南の風になれ!」「You Can Do It!君は強い!」「負けないで!前へ!」の3種類。f:id:goisan:20181204090249j:plain

今日は茅ケ崎海岸の往路の11.5キロ、復路の25.5キロ辺りでのコース上誘導という仕事で、横浜マラソンの時と同じようにランナーの応援が主だった。スタート時間を過ぎて首を長くして待っているとnaoさんが軽快な走りで近づいてきた。1年ぶりのご対面。気持ち良くハイタッチを交わすとまた颯爽と遠ざかっていった。復路では気づかずに残念ながら会えなかったが、後で自己ベストを出したと知った。やっぱりという感じだね。f:id:goisan:20181202132632j:plain

次にMacさん登場。ロスタイムのことが分からなかったけど、時計を見たら順調な走りをしている様子。勢いもあってか背中越しに声をかけるのが精一杯だった。復路もMacさんが見つけてくれた。ちょっと足を止めさせてしまって申し訳ない。横浜の時は足が攣ってけっこう辛そうだったが、今日は余裕が感じられた。サブ3.5達成を願いながら見送ったが、果たして見事にサブ3.5を達成した。やったねMacさん、ナイスラン!

次に現れたのは練習会で知り合ったI田さん。これまた向こうから気づいていただいた。連絡もしていなかったからごいさんを見つけたのは奇跡に近い。練習の時のように、長いストライドでごいさんの前を軽快に駆け抜けていった。彼にとっては初マラソンだったが、結果は3時間36分台と鮮やかなデビューを果たした。最後の10キロで58分台まで落ち込んでしまったけど、次回では余裕でサブ3.5を達成できるだろう。やる気も十分、彼の進化は始まったばかりだ。

最後に現れたのは35年ほど前の同僚のI川さん。その後も定期的に会ってはいたがここ数年はご無沙汰していた。彼のマラソン歴はごいさんよりはるかに長い。昨年、校長先生として退職を迎えた。彼のタイムはちょうど5時間。ごいさんに会った時もそうだけどのんびりとマラソンを楽しんでいるようだった。

今日はとても楽しく感じた一日だった。みんながそれぞれに目標に向かって懸命に走っているのを見て、自然と「頑張って」という声が出る。そんなごいさんの声に多くのランナーが反応してくれた。手を振ったり、「ありがとうございます」と返してくれたり、ニコッと微笑んでくれたりと様々に。まさしくボランティア冥利ですね。

ボランティアや応援の人たちの声や微笑はランナーに勇気と人の優しさを伝える。走っていてふと温かい気持ちになれる。一方でボランティアの方もランナーから返ってくる「ありがとう」という声や微笑にどんなに癒されることか。本当に素敵なことだ。

もし近くでマラソン大会が行われていたら、皆さんもぜひ見に行かれたらいいと思う。きっと声を掛けたくなる。そこには温かい出会いがあって、そうしてその後しばらくはきっと優しい気持ちでいられる。イライラ気分なんてどこかに吹っ飛んじゃう…と思う。

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