「うちの子供」<「うちの息子」

今日は前任校のサッカー部の大会があって応援に出かけたのだが、東名横浜インターにつながる保土ヶ谷バイパスは大渋滞。試合開始に10分ほど遅れて到着したら、すでに2点を失っていた。その後に1点を追加されて前半を終了。後半は気持ちを切り替えて健闘したが結局そのまま0対3での敗戦となった。相手はシード校ということもあり勝つのは容易なことではない。しかし後半は互角に近い頑張りができたから、夏の全国選手権予選に向けては大いに弾みがついたに違いない。負けるのは悔しいが、次につながる試合にはなったと思う。

さて、世間ではゴールデンウィークと騒がれているけれど、今のごいさんにはあまり関係ない。混雑している中をわざわざ出かけることもない。試合から帰ってきてソファに座ってボーっとしていたら、いつの間にかうとうとしているそんな感じ。で、ふと下の子が就職して2年目を迎えたことに気づいた。よ~し、それじゃその辺の気持ちをまとめてみるかなんてことを考えて、パソコンに向かうことにした。何もしなければまたうとうとしちゃうだけだしね。

そう言えば、誰に話す時でも「自分の子供」と言って、「息子」という言葉を使ったことがないなあ。息子ってなんか大人っぽく響くから、それで違和感があったのかもしれない。でもこうやって書いてみると「息子」って言った方がもういいのかな。子供と言っても29歳と36歳だしね。

まずは下の息子へ。『慌ただしく就職が決まって、5月1日からいきなり働き出した。大学を出て5年間もぶらぶらした毎日だったから本当に勤まるか心配だったよ。でも1年を乗り切った。毎年のように何かしら病気をしていたのがこの1年間は病気らしい病気もせず会社も休まずに通った。もともと口数は少ないが、家では会社や仕事の話は一切しない。聞けば返事をする程度で、楽しいのか辛いのかも分からない。もちろん弱音も吐かない。高校や大学の仲間と比べて給料や待遇も大きな違いはあるだろう。やりがいみたいなものは見つかったか。毎日行っているから何とかなっているのだろうと思ってはいるんだけど。自分で稼いだ金で自分の人生を楽しんでくれればそれでいい。』

次は上の息子へ。『会社の方、ようやく軌道に乗ってきたみたいだね。大学を出て第一希望の住宅会社に入ったものの夜遅くまでの仕事で精神的に参ってしまった。1年で会社を辞めることになった時はこの先どうなるかと心配した。その後、大学の先輩を頼って派遣会社の手伝いをすることになって、そしたら派遣先の仕事が気に入って独立するという。土日も無く住宅会社以上の過酷の労働で、また参ってしまうかと心配したけど、結局は杞憂だった。少しずつ規模を広げ、そして会社を立ち上げた。ずいぶんと精神的にたくましくなったと思ったよ。でもこれから先が保証されているわけでもない。まして社員の家族のことも考えていかなきゃいけないから、責任はなおさらだ。自分が倒れないよう気をつけて頑張りなさい。』

2人ともとりあえずは一人前の社会人になったけど、親としてはまだまだ心配。これからも心の支えぐらいにはなっていたい。だから、ごいさんも気持ちを引き締める。

 

写真は大岡川。ここの桜まつりは圧巻です。来年、ぜひいらしてください。

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