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ロシアW杯アジア予選 対シンガポール戦

2018ロシアW杯のアジア2次予選がいよいよ始まった。2次予選は40チームを8組に分け、ホーム・アンド・アウェーでの総当たり戦で行われる。各組1位8チームと各組2位のうち成績上位4チームの計12チームが3次(最終)予選進出となる。因みに日本(52位)は、シリア(121位)、アフガニスタン(151位)、シンガポール(154位)、カンボジア(178位)と同じ組だ。そしてその12チームを2組に分け、ホーム・アンド・アウェーでの総当たり戦で3次予選を行い、各組の上位2チームが本大会出場権を獲得する。2次予選は来年の3月まで行われ、引き続いて3次予選となるが、それが終わるのが2017年の9月だというから、なんとも長い戦いになる。

さて昨日の試合はやはり期待を裏切らなかったというべきなのか。ランキング154位のシンガポールを相手に0-0の引き分けに終わった。シュート数はシンガポールの3本に対して23本。GKのイズワン・マフブドの再三の好セーブもあった。ポストやバーに当たる不運もあった。が、それ以上に枠を外したシュートの多さが目立った。シュートといいクロスボールといい、その精度があまりにもお粗末でなんとも悲しい。

ハリルホジッチ監督の采配にも疑問を感じた。はなから引いて守ってくるのは分かっていたはず。それに対してどのような指示を出したのか。これといった戦術が感じられなかった。後半のメンバー交代もただFWを増やしただけでゲームを作る感じがない。選手もそれに従うだけで、個人での突破を図るなどのプレーも見られなかった。

このチームにはためを作ったりサイドチェンジを図ったりして攻撃のリズムを変えられる中盤の選手がいない。前のチームで言えば遠藤のような存在だ。今それを託されているのは若い柴崎なのだろうが、やはり前への攻撃を繰り返すのみで、彼の持っている能力はまだまだ生かされていない。必然的にゲームは単調なものとなり、相手の術中にはまっていった感じだ。

本田も一時の勢いは感じられない。ミランでは調子を上げているというのだが、そんな風には見えなかった。香川にいたっては、ブラジルW杯の時と同じように積極性がまったく感じられなかった。昔、初めて彼を見た時は、ペナルティエリア内で相手ディフェンスをかわしてシュートまでもっていけるすごい選手が出てきたと思ったのだが、今は当時の半分の切れ味も見られない。

昨日の試合には引き分けたものの日本の1位突破は揺るがないと思っている。それだけこのグループの相手は格下なのだ。確かに多くの選手の試合後のコメントにあるように、1点が入っていれば劇的に流れは変わったのは間違いない。これからもどのチームも引いて守ってくる。そこをこじ開けて3点も4点も取ってくれるようなそういう選手が出てこない限り、本大会に出場できたとしてもそれだけで終わってしまう。2次予選のうちに新しい選手の補強も含めてしっかりと修正していきたい。日本にとって、3次予選こそが本当の勝負の場なのだ。

この試合を大いなる教訓にできることが幸いだと信じたい。

 

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