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退職のお祝い会で思ったこと

一昨日、M山さんの退職のお祝い会があった。M山さんとはごいさんが2校目に着任した時に知り合った。彼は新採用だった。がっちりした体つきで堂々としているので、ごいさんより2つ年下にはとても見えない。同じ数学だから話すことも多くすぐに親しくなった。この年の夏には2人で北海道まで旅をしている。往復3,000キロに及ぶ自動車旅だ。以来35年のつき合いになる。この時の仲間は8人いるのだが、今回集まったのは5人だった。メンバーの詳細については、4月30日の記事に書いてある通り。ごいさんに初めてできた仲間たちである。

2校目の学校に着任してすぐに担任を任せられた。意気込む一方で、自分一人では生徒のことを何から何まで見ようとするなんてできないことに気がついた。学校ではいろんな先生がいろんな角度からその生徒に接している。生徒だって先生を選ぶ権利はある。10人も20人も(当時は最大で100人くらいはいた。)関わる先生がいれば、一人や二人は話のできる先生がいるはずだ。そういう先生からその子のことを聞き出すのが一番ではないか。そう思いついた。

それからのごいさんは職員の誰とでも話すよう努めることにした。生徒とは直接関係のないような事務の人や現業の人ともね。酒の席にも必ず顔を出した。酔わないと本音が言えない先生も案外多いのだ。そうやって自分では気づかないような情報を少しでも得ようとした。以前の記事にも書いたけど、ある職員研修のワークショップでふだん話さない人とペアを組んでくださいと言われた時に、ごいさんと組む相手が誰もいなかった。それはごいさんにとってはとても嬉しい評価だった。

職員が打ち解けた感じで情報交換ができる、そんな職場の雰囲気作りがそれからのごいさんの仕事だったような気もする。でもこれってけっこう大変。いろんなことに気を遣って、自分は何やってんだろうなんて思うことも度々。そういう時になんでも言い合える仲間が必要だった。良き理解者が少しでもいてくれるのが何より心強い。だからごいさんにはどの学校にもそういう仲間が少しずついる。

そして一昨日はその最初の仲間の集まりだった。毎年のように冬休みと春休みにはスキーに出かけた。そして温泉に浸り酒を飲む。そして語る。楽しかった。彼らと話したり遊んだりすることでどれだけ癒されただろう。彼らがいたから思い切っていろんなことに挑戦できた。

この仲間内で一番若いN丸さんはその頃は非常勤講師で来ていたのだが、暇さえあればいつも遊びに誘っていた。幸いに採用試験に受かってくれたから良かったけど、今から思うとごいさんは本当に悪い奴でした。ごめんなさい。そのN丸さんも今では学年主任を務め、若い先生の面倒もよく見ているという。ごいさんも誇らしく思っています。

このメンバーと会う時はいつも恥ずかしいという思いが先に立つ。あの頃はお山の大将みたいに身勝手で、あ~あ、子供染みていたなあ……ってね。でも、とても懐かしい。

 

満月をちょっと過ぎちゃったけど。それでも十分まん丸。f:id:goisan:20150801230622j:plain