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北海道マラソン ~ 大会当日 ~

朝6時起床。快晴。昨日より暑くなりそうな予感。ホテルから地下鉄の北18条駅までは徒歩3分。そこから3つ目が大通駅。時間にして5~6分。改札口から2~3分のところが、Dブロックの荷物の預け場所になっている。だから、宿を出るのは8時ぐらいで十分。もちろん帰ってくるのもあっという間だ。

スタート時間が近づいてくる。現在の気温が繰り返しアナウンスされる。スタート直前の気温は19.7℃。それでもまだ暑さを感じるほどではない。Dブロックの中ごろの位置をキープしたごいさん、いろいろ考える。今日のレースをどう展開しようか。暑いというほどではないから少し頑張ってみるか。いやあその先がどうなるか分からない。しばらくは集団の中で様子を見ることにしようか……などなど。残り1分になったところでテレビ塔の時計がカウントダウンを始める。10秒前からはみんなでの大合唱だ。ごいさんも大声を上げる。10・9・……・3・2・1・スタート。

集団の中にいるのはいいのだがペースが少し遅い。最初の5キロまでがだいたいキロ6分だ。道路は広いのだが人が多くて簡単には抜けない。5キロを過ぎてようやくペースが上がる。最初の10キロは56分59秒で通過。次の10キロは55分22秒、そしてその次が56分34秒。エイドステーションで首筋に水をかけたり顔を洗ったりでいつも以上に時間をロスする。30キロ地点まで2時間48分55秒。残りをキロ6分ペースで行くと4時間を2分ほど超えてしまう計算だ。

次の5キロが29分46秒。そしてその次の5キロが28分58秒と、結局この10キロは1分を縮めただけ。サブ4を達成するには、残り2.195キロを12分21秒で走り切らなければいけない。キロ5分30秒のペースだ。その時のごいさんにとってはかなり厳しい数字だけど、まだ不可能ではない。4時間を切れる可能性があるならやるしかないでしょう。それでだめなら諦められる。

最後のエイドステーションは無視。ただただ地面を見て腕を振る。たくさんの人が応援してくれているがそれに応えている余裕も無い。「最後の角を曲がったら後200m」という声が聞こえる。時計を見る。まだ1分30秒ある。これなら行けると思って角を曲がったら……遠い。300m近くもある。うっそー。絶体絶命。でも諦めないんだ。腕を振る、振る、振る。後100m。時計をちらっと見る。行ける。また腕を振る。首も振る。そして、ついに、ついにフィニッシュ。公式記録時計は4時間2分56秒。そしてネットタイムは3時間59分43秒。やったー。

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わずか17秒だけど4時間を切るか切らないかでは大きな違いがある。今回は可能性の少ないチャンスを自らの意志でものにした。これほど自分自身に感動できるなんて本当に久しぶり。まだやれるじゃないって、見直しちゃったよ。

ホテルに帰って、一人だけのささやかなお祝い会。嬉しさではしゃいでいる様子が伝わるでしょうか。そしてこの後、すすき野に繰り出して豪快に……お土産を漁るのでした。ランナーさんは5%引きが嬉しい。

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