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館山若潮マラソン2016(後編)

10時、いよいよスタートだ。ごいさんは3分ほど遅れてスタートラインを通過する。Cブロックということで全体的には速い流れなのだが、それでも人が多くてなかなか先には進めない。最初の1キロは5分42秒。少しばらけてきたところでペースを上げる。次の1キロは5分15秒。ほぼ予定したペースだ。これを維持して、最初の10キロは52分50秒。次の10キロも51分40秒と安定した走り。21キロのエイドステーションで休憩を兼ねて少し長めに時間を使う。中間地点は1時間51分14秒で通過。

今日はスタート直後から体が重くドタドタと走っている感じでどこかでばてるんじゃないかという不安がつきまとっていた。それでも20キロから30キロの上りの多い区間も51分43秒でクリア。そして海岸沿いの道路に戻ってくる。ここが33キロ地点。

残りは9キロだが、心拍数は170を超えていてけっこう苦しい。ここからはいつものように応援の人たちにすがりつく思いで走る。「ありがとう」って1回言うたびに10メートル進む。その効果のせいか30キロから40キロのタイムはなんと50分29秒。自分でもびっくり。ゴール前の100mぐらいではごいさんの前後にランナーがいなくて最後はみんなの声援を独り占め。最高の気分でゴールイン。ネットタイム3時間37分26秒。つくばで出した自己記録を4分更新し、昨年の館山の記録も一気に14分短縮した。

今でも練習は好きになれないのだけど、この前の記事にも書いたようにこの一年がマラソンの仕上げの時と考えたからやれるだけのことはやろうと思う。きっかけは10月の会津鶴ヶ城マラソンに参加した時に、バスで隣の席になった人の一言だった。「30キロを超えると足がもたない」と話したら、「月にどれくらい走っているか」と聞く。「100キロ余り」と少し膨らませて言ったら、「それは少ない」とあっさり一言。その後で分かったのだがその人はサブ3レベルで千葉のトレラン大会では優勝もしているという。

そういうことで練習嫌いなごいさんも10月から月間200キロを目標に走ってきた。1月はこの大会も含めて273.5キロになる。ごいさんのふだんの心拍数は45の省エネタイプ。少しぐらい必死に働かせても大丈夫だろうという思いがある。走る距離を延ばしたことで安心感も出てきた。もちろん苦しいのは変わらない。それに走り出すまでどうなるかもわからないという不安もある。でもこのところ残り10キロを楽しめるようになってきているのは事実で、最後のところを笑顔で走り抜くというのは最高の気分だと思う。さすがにこれ以上タイムを縮めるのは厳しいだろうけど少なくとも今年一年は諦めないつもりです。

最後になりましたが、寒い中を頑張ってくれたボランティアの皆さま、大会関係の皆さま、そしてたくさんの声援を送っていただいた皆さま、本当にありがとうございました。キラキラと輝く海、美しく咲いている菜の花、素晴らしい思い出になりました。

 

今日のご褒美は、一ノ蔵の利き酒セット。左から「原酒」、「純米酒」、「吟醸酒」。f:id:goisan:20160131200655j:plain