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銀座から武蔵小杉へ

月曜日に新横浜でボランティアした後、前の同僚であるK画伯の個展を見に出かけた。同じく同僚のO矢さんとI坂さんとはその場所で落ち合うことになっていた。ボランティアが予定より早く終わったので新横浜の駅前の三省堂で時間を潰したり、東京駅からのんびり歩いたりして約束の5時半少し前に銀座にある「ギャラリー岡部」に着いた。

中の様子を覗くとまだ誰も来ていないようだ。入って名簿に名前を書こうとして展示されている絵を見た時だった。大げさに言えば凍りついたような感じ。そこにあるのはいつもとは全く違ってみんな風景画だった。慌てて案内のはがきを確認する。あー、またやってしまった。今回は会場が武蔵小杉の「小杉画廊」に変わっていた。

ごいさんは以前にも同僚の演奏会の会場を間違えて、慌ててタクシーで駆けつけ4,000円ほどの余分な出費となったという苦い思い出がある。今回も閉館時間は6時だからもうそれには間に合わない。とりあえずその後の飲み会には参加しようということで武蔵小杉に向かうことにする。日比谷線東横線と乗り継いで6時15分に武蔵小杉に着いた。着いたと知らせるとタクシーで来いという。また余分な出費と思いながらタクシーに乗り込んだのだが、なんてことはない、5分足らずで着いてしまった。タクシーを降りてお店の玄関を開けた瞬間、旨そうに飲んでいる3人の姿が目に飛び込んできた。

改めて事のいきさつを話すのだが、ごいさんならさもありなんという顔で同情の気配すらない。とまあ、酒が入ればそれもご愛敬。ミンチと呼ばれるつくねを生のピーマンに挟んで食べる。これが何とも素朴で美味しい。それに山盛りに積み上げられた手羽先のから揚げ。これにたっぷりのわさびをのせて食べるのだが、これがまた絶品だ。もうすっかり場所間違い事件のことなんか忘れている。締めはお店の定番メニューの五色釜めし。ご飯がふっくらしていて味がしっかりとしみ込んでいる。おコゲもいい感じだ。

「鳥義」というお店だが、この前身は「六甲」と言い、I坂さんが大学時代にこの近くに住んでいて足繁く通ったのだという。昔と同じメニューで味も変わっていないと言いながら美味しそうに食べていた。頭の中に若き日の自分を思い浮かべていたかしらね。漫画家の水島新司も来たことがあるようで、壁にはあぶさんドカベンなどの色紙がたくさん飾ってあった。

それにしても個展を見ないというのはやはり寂しいものがある。ということで、一昨日改めて訪ねてみることにした。確かに飾られている絵は紛れもなく今まで見てきた彼の作品だ。何度見てもその良さは分らないのだけど。画伯もそれを察してか、絵の話は極力避けているようだった。一通り見て世間話をして画廊を後にする。ようやく胸のつかえが下りた感じ。

さて帰り道はランニングだ。この武蔵小杉から綱島街道を走り綱島から鶴見川沿いに新横浜へ向かって自宅に戻るというルートで約16キロ。寒いくらいの気候だが、走るにはちょうど良い。1時間半ほどで家に到着。いい練習もできた。

 

このビルの3階に「小杉画廊」がある。f:id:goisan:20161013152034j:plain