4月からの生活スタイル

今日は5月3日。憲法記念日だ。これって高校生でも知らない子が多い。ちなみに1日はメーデーだったのだが、これも今の若い人たちは知らないだろうな。もっとも、ごいさんだって初めてメーデーに参加するまでは関心も無かった。職場で動員がかかりたまたま参加したメーデーのデモ行進で教職員組合の旗持ちをさせられた。風の強い日で持って歩くのが大変だったのを覚えている。その時に初めて自分も労働者なのだという意識を持ったように思う。40年も前の思い出だ。組合もまだまだ強かった時だった。

ところで4月からごいさんはとうとう念願だった無職の生活に入った。本来は60歳で定年を迎えた時にもう働くまいと決めていたのだが、やれ税金対策だとかボケるとかいろんな声がかかりそれから4年、何だかんだと働いてきた。今回も仕事の口はあったのだけど、母親はもちろんだが何より自分自身が元気なうちにやりたいことをやっておこうと決めたのだ。好きなことをやっておけば、いざという時に我慢もできるし諦めもつくと考えたからだ。

同い年のA美さんもやはり4月から無職になって、今頃は四国のお遍路さんをやっているはずだ。彼もまた着実に次の一歩を踏み出している。で、ごいさんはと言うと、今年はニューヨークシティマラソンを走ることにしたのだ。海外旅行には全くの不慣れなのでツアーを申し込んだ。かなりの費用がかかるから、思い切った決断だ。ニューヨークには子供たちもうちの奥さんもすでに行っている。子供たちから話を聞いてずっと憧れていた。だから観光もしっかりと楽しんできたいと思う。それに向こうの人と話もしてみたい。

ということで、まずは英会話の力を伸ばしたい。これはもう10年以上も前から思ってきたことだ。もともとニューヨークには行くつもりでいた。それで今までも自分なりに英語はやってきたのだが、どうしても本気になれなかった。そこでニューヨークシティマラソンを申し込むことで、本格的に取り組まざるを得ない状況を作ってみたのだ。

4月になって、英会話の個人レッスンを週2回、それにオンライン英会話も始めてみた。ラジオ講座とは違って、直接に話しをすることで、できないながらも少しずつ自分の耳が英語に慣れてきたように思う。もちろん少しでも早口になるとまったくついていけない。そんな弱気な自分を奮い立たせる意味でも、ブログに書くことで、これまた後に引けない状態を作っておくのも一つの手だと考えた。

夢みたいな話になるけれど、ゆくゆくは観光ボランティアみたいなことをやってみたいと考えている。人と話すことは好きだし、それにいろんな国の人と話せるのがとても魅力的に思えるのだ。同じ人間として好きなだけ話せたらどんなに楽しいだろうってね。難しいとも思うけど、夢は誰かに話すと叶うというから。

ということで今は曜日の区別もなく毎日何時間か英語とにらめっこして、飽きたらちょいランニング。それと週に一回はテニス教室にも通って、まあまあの毎日かしらね。

 

佐渡を離れるフェリーからの眺め。f:id:goisan:20170424102950j:plain