奈良マラソン(観光編)

京都に住む友だちと会う約束がキャンセルになったところで、前から気になっていた京都の紅葉狩りを遅ればせながらだけどしてみようと思い立った。ならばどの辺だろうとネットで調べてみると、嵐山、北野天満宮、東山地区などなどいくつかの候補があがった。そして思いついたのが哲学の道。そう言えば法然院永観堂もあるはず。南禅寺から祇園、丸山公園を抜けて帰ってくれば十分に楽しめそう。(実際には南禅寺まで行ったところで時間が無くなってしまった)

哲学の道を初めて歩いたのはもう40年以上も前になる。百万遍に下宿していた友のところに毎夏一週間ほど泊まり込んでは京の街を歩き回っていた頃だ。その時はいかにも自分が西田幾太郎にでもなったようないっぱしの哲学者を気取って歩いたものだ。その頃は哲学という言葉を口にするだけで自分があたかも高尚な人物になったような気になっていた。デカンショ節とはよく言ったものだけど、分からないままにデカルト、カント、ショウペンハウエルを友と熱く語っていた。今もショウペンハウエルの本が本棚の隅に置いてある。

とまあそんな思い出深い哲学の道を歩いてみようと思い立ったのだ。実際に歩きだしてみるとやはり懐かしい。喫茶「若王子」(今は休業中のようだ)の辺りには相変わらず猫が多い。猫好きの人たちにはたまらない空間だろう。もうほとんど落葉しているという感じだから、ところどころに残っている紅葉が余計に美しく見えた。

哲学の道f:id:goisan:20181207124858j:plain

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法然院f:id:goisan:20181207130052j:plain

白砂壇(びゃくさだん)には、モミジが描かれていた。f:id:goisan:20181207125649j:plain

安楽寺f:id:goisan:20181207130719j:plain

哲学の道f:id:goisan:20181207132116j:plain

モミジの永観堂禅林寺f:id:goisan:20181207133347j:plain

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南禅寺三門を支える大きな柱とその向こうに見える景色。f:id:goisan:20181207141512j:plain

レンガ造りの水路閣。レトロな感じがいいね。f:id:goisan:20181207141938j:plain

 

奈良マラソン前日にちょこっと奈良散歩。

鹿の喧嘩?女の子が心配そうに見ている。f:id:goisan:20181208123943j:plain

世界遺産春日大社f:id:goisan:20181208132936j:plain

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301年ぶりに再建された奈良・興福寺の中金堂(ちゅうこんどう)。f:id:goisan:20181208150749j:plain

癒されます。f:id:goisan:20181208133656j:plain