3つの音楽会

ごいさんには珍しく今月は3つの音楽会に出かけて行った。その一つは前回の記事に書いた通りブログ友だちのrecocaさんのオカリナ演奏と彼の娘さんの歌の共演だ。小さな音楽会だったけど素晴らしい音色と歌声だった。短い時間ではあったが、目の前で聴けたというのもあって十分過ぎるくらいに堪能できた。

他の二つはというと、まずは15日の土曜日に行われた相模原市吹奏楽団のクリスマスコンサートだ。前の職場の同僚のN川さんがこのメンバーの一員として活動している。初めて来てからもう10年近く、今ではごいさんにとって毎年暮れの恒例行事となっている。この楽団は全国大会では何度も金賞を受賞するなどのなかなかの実力派集団なのだ。

演奏会の第一部はクラッシックやコンクールの課題曲を中心としたもので、聞きごたえがある。第二部になると一転して子供たちも一緒に楽しめるようなアニメや映画音楽などの身近な曲になる。団員の皆さんも毎年のテーマに合わせた衣装を着て和やかな雰囲気を醸し出す。今年は「船」がテーマということで水兵さんや漁師、海賊などさまざまな格好での登場だ。みんなで手拍子をしたりして大いに盛り上がる。

みんな働きながらの活動だ。同僚の彼女も毎日遅い時間まで仕事をこなす。自分の趣味を生かすために仕事の手を抜くことはできない。そんな彼女の頑張りをずっと見ていたからやはり応援していたいと思う。自分のやりたかったことを誰かに託してそこに自分を投影すると、まるで自分の夢が叶ったように感じる。そんなことも今のごいさんの生きがいの一つになっている。

もう一つは翌日の16日に町田のカフェバーで行われたシャンソンのライブ。これにはテーネンジャー(同じ年に退職した同僚の集まり)のK手さんが出演した。彼女は定年退職できっぱりと仕事を辞め新たな道を歩き始めた。それが合唱に参加したりこのシャンソンを習うということだった。初めて門をたたいた時は相当に緊張したという。それが今では先生も推薦するぐらいに立派に歌いこなしている。

第二の人生(?)を確実に歩んでいる彼女は、我々テーネンジャーのお手本のような存在だ。今回は彼女の初舞台ということもあって、仲間がみんな集まって彼女の歌に聴き入った。ライブが終わった後はテーネンジャーの忘年会。同じ年に退職した仲間が6年経ってもこうして集まれる。同い年ということもあってなんとも心強い。これからもずっと大切にしたい集まりだ。

こうしてごいさんには珍しく今月は3回も素敵な音楽会を楽しんだ。美しい声や音色に接して少しばかり垢抜けたかなあ…なんてね。来年はごいさんもウクレレぐらいやってみようかなと、なんだかちょっぴりその気になっている。

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