霞ヶ浦マラソン2014

ブログを書くのが一週間ほど空いてしまいました。書きたいことはあったのですが、うまくまとまりませんでした。訪問してくれた皆さんには申し訳ありません。今後はもう少し頑張りますので時々お立ち寄りください。

さて、今年の霞ヶ浦マラソンも無事に終了しました。雨風無く、天候は曇りで気温も7℃と走るには絶好のコンディションとなりました。朝6時35分、京浜東北線東神奈川駅でいつものメンバーと待合せ。さすがにフルマラソン、みんなやる気が感じられます。上野からの常磐線の電車の中はランナーばかりで超満員。土浦駅から歩いて数分のところにある会場の運動公園は溢れんばかりのランナーや応援の人たちで大賑わい。ごいさんたちもそそくさと着替えて荷物を預けトイレも済ませて早や臨戦態勢。昨年を経験しているからけっこう慣れたもんです。

スタート15分前、みんなと別れてごいさんはDブロックに並ぶ。前方にはすでに何千人かが並んでいる。それでも周りにいる人たちはみんな速そうな人ばかりだ。だいたい恰好が決まっている。見た瞬間ランナーだ。みんな毎日走りこんでるんだろうなあ。ごいさんはプレッシャーに弱い。それでも10時ちょうどのスタートの合図と同時に、それまでの緊張感が一気に消え去り、もう走るしかないと覚悟が決まる。今日の目標は、4時間切り、それとどれだけ楽しんで走れるかということ。

沿道からの声援が絶えない。中学生か高校生らしいたくさんのボランティアの子たち。小学生や幼稚園児、お母さんに抱っこされた赤ちゃんもいる。施設に入所しているおじいさんやおばあさんたちも出てきてくれている。とにかく応援してくれる人数が半端じゃない。町の人たち総出という感じなのだ。ごいさんは右端をキープして走る。手を差し出してくれる人とハイタッチを交わし、声をかけてくれる人には「ありがとうございます」と返していく。これが何とも楽しいのだ。

最初の10キロは53分台。考えていたより速いペースだ。次の10キロは52分台とさらにペースアップ。応援があるとついつい調子に乗ってしまうからだろうか。後半が厳しくなる予感を感じたが、行けるところまで頑張ろうということに頭を切り替えた。20キロから30キロを55分台でどうにかクリア。これで4時間切りが見えてきた。が、足へのダメージもかなり大きなものとなっていた。

この辺りから住民の方の私設エイドが増えてくる。まずは、おにぎりとタクワンだ。おにぎりのお味噌が甘酸っぱくてとても美味しい。タクワンもちょうどいい味だ。そして、ありましたよ、レンコンの煮物です。疲れた体に絶品です。美味しいお茶とともにいただきました。これで元気をもらい40キロ地点を目指す。そしてまたまた絶妙のタイミングでお汁粉の登場。グビッと一気に飲み干した。甘~い。これらのエイドのおかげで、一番苦しい最後の10キロを予定通り58分台でクリア。あと2キロ。ここから再び沿道の応援が増え始める。ごいさんにもう余裕はない。とにかく足を動かす。そして何より沿道の声に救いを求める。「頑張ってください!」、「あと1キロ!」、「サブ4だよ!」、「生ビールが待ってるよ!」 ってね。最後のところでバタバタと抜かれてしまったけど、3時間52分台の自己新記録でゴールイン。今シーズンを最高の形で締めくくることができました。

それにしても、霞ヶ浦マラソンの応援は質、量ともにやっぱりすごいと思った。走っていて自然と嬉しくなってしまうのだ。そして今回の目標通り十分に楽しんで走り切ることができた。最後のほうはいつものように余裕が無くなってしまったので笑顔では走れなかったけど。

 応援してくれた皆さん、ボランティアの皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございます。また来年、レンコンを食べに行きます。

 

写真は、参加賞のTシャツとレンコンうどん

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