そうだ、熱海で泳ごう 2014
今日は、前任校の同僚が熱海サンビーチで行われる水泳大会に出場するというのでその応援に出かけてきた。大会の正式名称は「熱海OWSジャパングランプリ」で、今大会で20回目になるということだ。午前中に個人種目のレースがあり、若手のF井さんとベテランのA美さんが3000mに出場した。3000m泳ぐと聞いただけで気が遠くなる。二人の対決は、下馬評通りF井さんに軍配が上がった。
そして午後がメインの500m×4リレーだ。昨年までは2チームで参加していたが、今年は1チームに絞って昨年の最下位からの脱出を目指す。週に一度みんなでプールに通い、力をつけてきたという。しかし、海で泳ごうという人たちは、誰でもが走れるマラソンとは違って、みんな半端じゃない実力の持ち主たちだった。風や波、潮の流れなどの影響でプールに比べてはるかに泳ぎにくい。第1泳者のS井さんがまずまずのスタートを切る。第2泳者は初出場のO部さん。泳ぐ方向が定まらずだいぶロスをしたようだ。第3泳者は個人レースにも出たF井さん。さすがに最後は多少ばてたかも。そしてアンカーはT中さん。みんなからは「トム」という愛称で呼ばれている。前を泳ぐ選手に少しずつ近づいていく。が、それ以上の速さで後ろから追い上げてきた選手にゴール前で抜かれてしまう。結局、順位は昨年と同じ最下位に終わる。しかし、合計タイムは昨年より7~8分短縮したという。だいたいが泳ぎに自信を持っている人たちの集まりだ。それを承知で参加しようとするだけでもすごいことだよ。職場の仲間でこういうことに参加できるというのもなんて素晴らしいんだろうと思う。
終わった後はいつものように福島屋旅館の立ち寄り湯に浸かり、「喜八」で反省会。福島屋旅館のお風呂はいかにもといった昔ながらの造りで、古き良き時代の熱海を彷彿させる。「喜八」は2年前にお昼をどこで食べようかと探していた時に偶然見つけた店である。金目の煮つけなど魚を中心とした料理もボリューム満点だ。そしてもちろんお酒は「磯自慢」。静岡の一番の地酒だ。神奈川ではめったにお目にかかることができない。それになんと言ってもここの話好きのおばさんがいい。人を持ち上げるのもなかなかだ。ついつい料理を追加してしまい、最後にしっかりと料金は取られている。
今日も若い人たちと交流できたことが、また明日からのごいさんのエネルギーになる。さあ、夏休みまでもう一頑張りだね。
写真は、スタート前の説明を聞いているところ。