9月定例練習会(境川沿い)

敬老の日には実家の母に会いに行くと前から決めていた。お小遣いをあげてもしまってしまうだけで使わないから、最近は商品券を渡している。本当は、何か使えそうなものを買ってあげたいんだけど何がいいのかよく分からない。以前に背もたれに置いたりするマッサージ器を買ってあげたが、2~3回使ったら飽きたみたいだった。着るものや履物もそのサイズを知らない。で、結局商品券になる。これなら好きな食べ物なんかも買えるし、お金よりは使う気になるらしい。やっぱり使ってもらわないとね。ちょっとは嬉しそうにしてくれたから、ごいさんは十分に満足した。午後からはマラソンの練習会なので「また来るよ」と約束して早々に退散する。

いよいよ来月からマラソンシーズンの幕開けだ。A美さん、S田さん、Y村さんたちと迎える4シーズン目になる。今日は最後の練習会で、小田急線の大和から湘南台までを境川沿いに往復する約20キロのコースだ。このメンバーで初めて走った原点のコースでもある。今日の参加者は若手のF井さんとS藤さんも加わって総勢6人。

キロ6分を切るペースで走ると「もうだめだ、死ぬぅ」とうるさく叫んでいたS田さんも、今やキロ5分30秒でも余裕の走りだ。A美さんは普段の不摂生で瀕死の状態だ。5キロの鉄アレイを2個ぐらいお腹にぶら下げて走っているよう。それじゃあ誰だって厳しいよ。まずは余分なお肉を落とさないとね。Y村さんの速さは相変わらずだ。今の我々につき合ってもらうのは本当に悪い気もするけど、それも仲間ということでご勘弁。F井さんも相変わらず速い。体も締まっていてまだまだ速くなりそう。S藤さんは8月に足の指を骨折したばかりだそうだ。今日は来てくれただけで嬉しい。

境川沿いのサイクリングロードは少し狭い上に自転車も多くちょっと走りにくい。その辺は多摩川や鶴見川のとはだいぶ違う。往きはとりあえずS田さんを先頭に一列になって行儀よく進む。湘南台の境川遊水地公園にある情報センターが折り返し地点。ここで一休み。帰り道はそれぞれのペースで走る。ごいさんもY村さんやF井さんに5キロぐらいまでは頑張ってついてったんだけどそれが限界。特にY村さんとは圧倒的にスピードが違う。悔しい気も起こらない。最後の1キロはかなりバテたけどとにかく20キロを走り切れたことが今日の収穫だ。

大和駅に戻り駅前の銭湯に入って汗を流す。いつもはけっこう混んでいるのに今日は貸し切りみたいにがらがらだ。風呂から出てコーヒー牛乳を一気に飲んで、駅前の居酒屋へと向かう。大会が終わった後の飲み会は気持ちが高揚していてにぎやかな感じだが、今日はそういう意味で落ち着いた感じで飲めるのがよい。

もちろん話題はマラソンに関することだけである。まあ当然なんだけど。今シーズンの抱負をみんなが語る。言葉に出すとますますやる気が出てくる。みんなの熱い思いを感じながら、自分の闘志にも火をつける。まだまだS田さんには負けられないぞ……ってね。

 

いつも行ってる居酒屋さんは超満員だったので、今日はこのお店に決定。

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