3人の子供たちと3人の孫

先日の日曜日に久しぶりにごいさんの家族が全員そろった。ごいさん、それに奥さん、そして3人の子供(うち1人は長男のお嫁さん)と3人の孫の合計8人である。昨年6月のごいさんの還暦のお祝い以来からだからもう1年以上になる。

長男は大学を出ると住宅販売会社に就職したのだが、朝から夜中までの仕事が続き精神的に参ってしまって1年余りで辞めることになった。その後、大学の先輩を頼って派遣会社のお手伝いをしていたのだが、地デジのアンテナ設置工事の仕事が気に入り、それを下請けしてやるようになった。好きこそ何とかなのだろうか、会社に勤めていた時以上に休みもなく働いた。おかげで信用も増し仕事も増えて、今では何人かを雇える立場になった。電気関係の資格も取得し、仕事は順調なようでほっとしている。優しく面倒見もよいから社員のみんなとはうまくやっていけるだろう。

お嫁さんは、まだ若く可愛い人だ。日本舞踊の師範とかの免状を持っているらしい。よく気がつくしとてもしっかりしているから、長男には過ぎたお嫁さんだと思っている。

その二人には3人の子供がいる。いわゆるごいさんの孫たちである。一番上の子はまもなく6歳で来年の4月から小学生になる。しばらく会わないうちに、落ち着きが出てきてだいぶ成長した感じがする。幼稚園の運動会ではリーダーとリレーの選手をやって大活躍だったらしい。次男もまもなく4歳になる。長男に比べて2周りぐらい小さい。それでも次男らしく元気いっぱいで、まだまだじっとしていられない。お兄ちゃんの真似っこばかりしている。3番目は今年の5月に生まれた女の子。ごいさんには初めてのご対面である。抱っこさせてもらったが、柔らかくてふわふわしている。誰を見てもにこにこしているところがとても可愛い。

前にも書いたが、ごいさんは孫たちとの接し方がよく分からない。だからあまり会いたい気持ちにならないのだが、たまに会えばそれはそれでなかなか楽しい。孫たちは、お嫁さんの両親を「じいじ」と「ばあば」と呼び、こちらを「おじいちゃま」「おばあちゃま」と呼ぶ。とてもそんな感じではないのだが、ごいさんにはその呼ばれ方が妙に気に入っている。来年はもう少しこの3人の孫たちと関わっていけたらいいな。

そして下の子だ。5月からようやく働き出して7ヶ月が過ぎた。休まずよく頑張っている。上の子とは違って無口でいつもマイペースだから、会社勤めに不安はあったが、今のところ会社での評価もまあまあなようで安心している。小学生の時に大病をしてからずっと心配してきたが、それも来年あたりからは解放されそうだ。

これら3人の子供と3人の孫たち。彼らがこれからどんな風に成長していくのか、ますます楽しみに思えてきた。来年からは孫と遊べるかなあ……。そしたら、まだまだ元気でいなきゃね。

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