館山若潮マラソン2015(前)

24日、横浜駅京浜急行線下りホームに集合して、12時5分発の快速特急に乗車する。参加者は、A美さん、S田さん、Y村さんそして自分の4人。いつものメンバーだ。京急久里浜駅で降りてお昼を食べてからフェリー乗り場に向かう。徒歩で20分ほどだ。週末なのにお客さんはあまりいない。大型観光バスも1台だけだった。千葉県の金谷港まで約35分の船旅。電車とは違ってゆったり感がなんともいい。飲むビールも美味しい。明日のレースの辛さを忘れようとしているのか、みんな少しばかりテンションが高めだ。

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金谷港から7分ほど歩くとJR内房線浜金谷駅に着く。浜金谷から館山までは約30分。そこからシャトルバスに10分ほど乗って受付の会場に到着する。前日受付を済ませたら、まずは今日の夕食と明日の朝食の買い出し。民宿のある富浦駅にはコンビニがないのでここで調達する。買い込んだ食料を持って、前夜祭に参加する。

会場に入ると、マラソン教室でおなじみの金哲彦さんのトークがすでに始まっていた。コースの解説や攻略法、ペース配分などの話をしている。コスチュームはいつものスタイルだ。明日は4時間のペースランナーとして走る。去年はとうとう金さんに追いつけなかったが今年はどうにか追いつきたいもんだと思う。

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そして「安房八幡太鼓」という太鼓の演奏。全員女性なのだが、迫力も凄くて見応えがあった。それが終わっていよいよお目当ての抽選会が始まる。2ℓのお水が6本なんて嫌だとか、特産物1箱もらっても持って帰れない、水族館とかの招待券は結局使わないだろうなんて、みんなでもう貰ったような気分でわいわいと盛り上がっている。5万円の宿泊券などの目玉商品が終わると一斉抽選に入る。当選は下2桁の番号で決まる。番号順に3つのグループに分けて発表されていく。最初のAグループでY村さんがまず脱落。次のBグループでごいさんとA美さんが外れ、残るはS田さん一人になる。100人で40人ほど当たる計算だから、S田さんは当然のように勝ち誇った顔をしている。いよいよ最後のCグループの当選番号が発表されていく。彼の番号は84番。で、画面に出ている当選番号は83、85、87……と、見事に84は飛んでいる。ということで4人全員が外れたのだが、この確率ってけっこう凄いと思う。ということは、来年は全員当たるかも……と思った。

とまあ、さっきまで騒いでいたのが嘘のような感じで宿に向かう。宿は館山から2つ戻った富浦という駅から徒歩3分の所にある。今日はその宿の離れだそうで、何人で泊まっても1万円。だから今回は1人2,500円ということになる。去年帰り際にこの離れを外から見たのだが、なんか物置のような感じがして、その印象が強くて不安でいっぱいだったのだが、どうしてどうして捨てたもんじゃなかった。エアコンを入れて暖めてくれていてそのおもてなしも嬉しい。できるだけ期待しないようにしてきたのだが喜びは確かに大きかった。

なんとも質素な夕食。でもお酒だけは節約しないところがいいところ。      

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 明日のために11時に消灯。起床はスタート3時間前の7時の予定。お休みなさい。