神奈川マラソン 2015
昨日は、磯子駅前にある日清オイリオを発着として行われた神奈川マラソンに参加してきた。初めて参加して以来15年ほど続けている。本格的に走り出したのは4年前だが、その前にこの神奈川マラソンと三浦マラソンは当時の同僚の誘いを受けて走っていたのだ。当時は、お付き合いで走っていたようなものだから、ろくに練習もしない。当たり前だがタイムは悪い。でもそんなことを気にしたこともない。もちろん来年は頑張ろうなんて思ったこともない。とりあえず終わったという安堵感とその後の飲み会がすべてだった。
今回は、S田さんと2人での参加だ。多少のアップを終えて11時15分に列に並ぶのだが、そこは日陰でおまけに強風が吹いていて凍えるように寒い。スタートまでの15分間、本当に生きた心地がしなかった。ようやく11時半、待ちに待ったスタートの号砲が鳴る。招待選手は今年箱根駅伝で優勝した青山学院大学の選手たちがメインだ。その中の何人かは箱根を走っているという。それに早稲田や駒沢の選手もいる。この大会は毎年そういった箱根を走っている選手が出場するのでも有名だ。そういえば去年も青山の子たちはここを走っていたんだね。
号砲が鳴って3分ぐらいしてようやくスタートラインを越える。で、時計を押したらなんと動いてくれない。そのまま30秒くらい過ぎたところでようやく動き出した。でも距離表示もおかしい。高速道路の下でGPSがうまく作動しなかったようだ。う~ん、おおきな誤算だぞ。
それでももう走るしかない。まずは流れに乗って最初の1キロは5分30秒くらい。その後も6キロまでは5分10秒前後のペースだ(アバウトだけど)。その時点でキロ5分ペースに比べて合計で約1分の遅れ。このままいくと1時間48分くらいだ。でも今日は足が軽く感じられて、これならもうちょっと頑張れそう。それで、久しぶりに飛ばしてみようなんて気持ちになった。館山のフルでちょっと自信がついたのかな。それから5分を少し切るペースで少しずつ挽回していく。
残り3キロの地点で、1時間45分のタイムでゴールするのにあと50秒ぐらい短縮すればいいところまできた。何とかなると判断してここからロングスパートに出る。そうしてラスト1キロの地点であと20秒ほど。必死に腕を振る。あれっ、今日はまだ余裕がある。で、一気にごぼう抜きしてゴールイン。タイムは、う~ん、よく分からない。1時間45分を切れたかどうか微妙。それでも久しぶりに会心の走りができた。これで2週間後の青梅マラソンもいけるかも……って、ちょっとワクワクしてきた。
帰りは、横浜でS田さんと軽く(本当です)飲みながら昼食を摂る。彼も館山で失いかけていた自信を取り戻す走りができたみたいで、まずはめでたしめでたし。彼の夢の達成に向けてまたちょこっと前進だ。でも、もう少し鍛えないとなあ……。よ~し、ムチでも用意するか。
またまた最後になりましたが、応援していただいた皆様、ボランティアの皆様、大会関係の方々、お世話になりました。有難うございました。