息子の通院と東京マラソン抽選結果
今日は、下の子の年に1回の検診に一緒に行ってきた。この日だけはどうしても付き合いたいのだ。小学校4年生の時に発症した大腿骨頭すべり症という病気。子供の言っていることを信じてやれずに無理をさせて症状を重くしてしまった。お医者さんから歩けなくなるかもしれないと言われた時は、自分の無知や親としての態度の有り様をひたすらに悔いた。5年生になったらミニバスのエースとして期待されていたのが、歩くこともできなくなる。たかだか10歳の彼にはなんと残酷なことだったろう。それが2度の手術、半年余りの寝たきりの生活を経てここまで回復した。もちろん運動はできない。病気なんて大したことはないと甘く考えていた自分。もう少し子供の気持ちに寄り添っていたらと思うとただただ悔しくて自分が情けなかった。そのことを忘れてはいけないと思うから、そんな自分を思い出すためにもこの検診には付き合いたいと思うのだ。もちろん子供の負担になっては元も子もない。いつかは止めなきゃと思っている。
一緒に行ったからといって何をするでもない。レントゲンを撮ってお医者さんの話を聞く。そうして来年の予約をして会計をする。すべて子供一人で行う。ごいさんはその間ずっと待合所の椅子に何をするでもなく座っている。ただ思いだけを18年前にタイムスリップさせてね。
今日の検査も何事も無く終わって、子供が珍しくドライブがしたいという。もちろん運転は子供だ。免許を取って1年余りだが仕事で車を使っているからだいぶ慣れたもんだ。どこ行く当てもないから久しぶりに中央林間のおばあちゃんに会いに行こうということになった。車の中で、久しぶりの親子の会話だ。こうやってゆっくり話をするなんて何年ぶりだろう。小さい頃はいつも一緒でずっと喋っていたのにね。いつもは無口な彼も今日はよく話す。なんだか嬉しい気持ち。こういうのを親バカというのでしょうかね。
話は変わって、今日は東京マラソンの抽選結果の発表があった。予想していた通りの落選。あまり期待しないようにしていたけどやっぱり残念。来年が10回目の記念大会らしいからそれにかけようと気持ちを切り替える。そこにラン仲間のS田さんからメールが入り、なんとまた当選したという。自分が外れてS田さんが当たったら恨むからねなんて言っていた通りの結果となってしまった。もちろん恨むことなんてしませんよ。本当です。その代り、4時間切ってくださいね……いえいえ、これも冗談です……よ。
でも東京マラソン財団さん、抽選の方法、もうちょっとなんとかならないでしょうか。ずっとはずれ続けているんですけど……。