ブログの散歩 第13話 ~ 久しぶりの散歩 ~
ブログを書き始めて2年と3ヶ月。始めの頃はあちこちのブログを覗いてはその読者の数の多さに驚いていた。なんたってごいさんのは半年までずっと3人だったから。半年が過ぎたある日、初めてスターをいただいた。自分の記事が評価してもらえたようでとても嬉しかった。スターをもらうのってこんなに嬉しいのかと思った。それからはあちこちのブログを訪れてはスターを付けるようになった。そうやって何度かスターを付けさせていただいていると、自分の記事にも少しずつスターが増えていき、読者登録をしてくれる人も増えだした。
最初のうちは読者数が増えるのが嬉しいからあちこちのブログに積極的に訪問していたのだが、読む記事もかなり多くなり自分の容量の限界を感じるようになった。読むこともスターを付けることもいい加減になって、せっかくの関係を台無しにしてしまうことを恐れるようになった。それからは新しいブログにお邪魔することも少なくしたし、いいブログに出会ってもすぐには読者登録ができないでいる。
ブログを始めて2年が過ぎて、ごいさんも人並みの読者数を持つようになったが、実際は半分くらいの数かと思う。更新されなくなったブログがけっこうある。その方たちの記事にスターを付けたりコメントを書いたりと楽しく過ごしていた時が懐かしい。まだアイコンが残っているから、復活してくれないかと期待はしてるんだけど。
今、ふだん読む記事は一日50ほど。それでも何だかんだと2時間近くかかる。本当はじっくり読んでコメントも書きたいのだけど、なかなか難しい。コメントを書くと言ったって、内容は申し訳ないくらいにたわいもないことだ。それでもそれをきちんと受け止めて返信してくれる所がさすがに皆さんだと思う。その返信を読んでは感動し、そしてまた癒されている。
最近は人と争うことをだいぶ好まなくなったが、もともとは熱くなるタイプだ。その点、ブログは冷静な気持ちで書けるのがいい。勢いで書いた下書きも、何度か読み返しては修正する。政治の問題や教育問題、それに今回の地震についても人並みに関心はあるのだが、確固たる意見は持ち合わせていないから、それを記事にしようとまでは思わない。ごいさんのブログは、そうやってトゲの無いごくごく平凡な記事の集まりでできている。
今までを生きてきた自分への思い、そしてこれからを生きる自分への思いを綴ることで生きた証しを残す。それがブログを始めた動機だしね。それでも、こんなブログにスターを付けていただき、思いを共有してもらい、それで少しでも誰かの役に立つことがあれば嬉しいと思う。逆に、皆さんの記事からはいろんなことを教わり、それにたくさんの元気をもらっている。名前も顔も知らなない皆さんだけど、いつも素敵なおつき合いをありがとうございます。
あらっ、散歩しているうちに道に迷ったかしら。急いでうちに帰らないと。ではまた。
腕枕して横になっているお地蔵さん。初めて見ました。