今シーズンの振り返り (後)
12月6日の秦野水無川マラソンが年納めのレース。コースの6割が上り坂というけっこうハードなコースだが、なぜかごいさんとは相性がいい。今回も苦しんだ割には1時間41分34秒となかなかの好タイムだった。
年が明けて1月10日のハイテクハーフマラソンで、メンバー4人が久しぶりに顔をそろえる。今年は元旦から走っているので、目標は秦野以上の記録を出すこと。結果は1時間41分6秒だった。
1月31日は館山若潮マラソン。2か月ぶりのフルマラソンだ。みんなはきついコースだと言う。確かに30キロ付近の急坂は厳しいし、その後にも小さな上り坂が何度か待ち受けている。タイムを狙うのは難しいと端から諦めていた。それがなんと3時間37分26秒という自己記録が出せて、本当にびっくりした。もちろん大きな自信にもなった。
これで欲が出て、2月の神奈川マラソンで、ハーフの100分切りを狙うことにした。この大会は高速マラソンと言われ記録を狙う人が多い。とにかく最初から飛ばす。苦しい。でもフルの半分なんだと、自らを奮い立たせる。どうにか最後までスピードを落とさずに、1時間39分9秒で100分切りを達成した。上り坂の多い3月の三浦マラソンでも1時間39分18秒で100分切りを達成している。
神奈川マラソンの翌週は、高知観光を兼ねて高知龍馬マラソンに参戦した。これがまた沿道の応援が半端じゃない。この熱い声援に応えようとしてまたしても本気モードになってしまう。気温が上がって後半はバテたがそれでも3時間41分19秒でフィニッシュ。やっぱり応援があると手は抜けない。
そして本命の青梅マラソン。これで4周連続の大会出場になる。もう狂気の沙汰としか言えない。昨年は2時間37分50秒。今年の目標はキロ5分で計算して2時間30分。3キロ過ぎた辺りから早くもキロ4分台に突入。不得手だった上り坂も今はあまり苦にならない。上り坂で抜いていくのってけっこう楽しいのだ。結局、安定したペースを維持して2時間23分10秒でゴールイン。これならサブ3.5も行けるかしら……ね。
最後に先日のかすみがうらマラソン。館山若潮のコースに比べれば楽なのだから、3時間40分は切れるだろうと思った。ただこの日は体が重く感じられてなかなかスピードが上がらない。久しぶりに朝早く起きたのと遠出ということがあるのだろう。後半に入ると暴風雨にも悩まされた。抜かれたらそれ以上に抜き返すという気力だけで腕を振った。途中からタイムは諦めたのだが、結果はなんと自己記録の3時間34分56秒だった。
今シーズンは走るたびに自己記録を塗り替えた感じだ。力がついたのか今までが不甲斐なかったのか。ただ次のシーズンは今年のようなわけにはいかないだろう。でも自分が限界と感じるまでは簡単に諦めたくはない。言いわけなんてしなくていいように全力を出し切る。全力でやってもできない時に本気で悔しがれる。ごいさんは負けん気も強いのだ。
今シーズンの振り返り、長々とお読みいただきありがとうございました。