朝ランと呑兵衛旅行打合せ
一昨日は、朝のランニングに挑戦した。本当は夜の方がまだいいのだけど、この日は夏休み呑兵衛旅行の打合せが藤沢で予定されていた。それじゃあ無理することもないだろうと思われるかもしれないが、この日は走ると決めていた。これだけ走っていても、未だに走るのは好きになれないでいる。だから走ると決めないと走る気になれないし、一度決めたら絶対に走ると決めている。そうしないと簡単に易きに流れてしまうのが自分の性分なのだ。それに今日は美味しく酒を飲むためにも走っておくのがいいと自分に言い聞かせる。
大見得は切ったものの、決して自慢できるほどの根性はない。5時少し前に起床して、だらだらぐずぐずと着替える。ウォーミングアップをして走り出したのはすでに5時半近く。だいぶ明るくなっていて、すでに十分に暑い。この段階で、気持ちはかなり沈んでいる。1時間も走ると、シャツも短パンも汗でびっしょり。それに帽子からも汗がボタボタと落ちてくる。
帽子を被りサングラスをかけ、耳にはウォークマン。ちょっと見にはいっぱしのランナーに見えるかもしれない。それでもって横浜の街中やみなとみらいを颯爽と走れたら……いいんだけど。時間が過ぎ暑くなるにつれて気持ちはどんどん凹んでいく。それでも2時間近くをかけてどうにか17キロの朝ランを終える。2日前の皇居ランの疲れもあって足が重かった。いつもなら時間の経過とともにペースは上がるのだけど。まあ、やり切ったということで満足しておこう。
呑兵衛仲間とは、夕方5時半に藤沢駅で待ち合せ。4月のお花見以来だから3ヶ月ぶりに会う。早めに着いたので江ノ電の駅あたりをブラブラしていたら、ちょうど電車が入ってきた。それを見たら、江ノ電の運転手をしていた中学の友人の顔がふと浮かんだ。仲間と一緒によく遊びこの藤沢でもよく飲んだけど、その友人が亡くなってもうだいぶ経つ。
さて、今年の呑兵衛旅行は福島県。今まで、青森、岩手、秋田、山形、石川(能登)、福井、京都(城崎、天橋立)と巡ってきた。美味しい地酒を求めてというのがこの旅の目的。みんな日本酒大好きのお爺さんたちなのだ。計画は、まもなく70歳の誕生日を迎えるM橋さんが立てる。かなり緻密な人で、細部までしっかりと作り上げる。宿や切符の手配はもちろん、現地ではレンタカーの運転手まで務めてくれる。ありがたい存在なのです。
考えてみるとこのメンバーも不思議な繋がりのように思う。共通点って、呑兵衛ってことぐらい。仲が良いと言えるのか言えないのか、これも判然としない。でもなぜかみんな離れたがらない。旅の最後には、さて来年はどこに行こうかという話になる。束縛感はないけど仲間意識はある。ほどほどの距離感がいい関係を作っているのかしら。
さあ、8年目を迎えた呑兵衛旅行がいよいよ近づいてきた。今年は福島でどんなことに出会えるか。大いに楽しみとするところだ。大内宿、五色沼。喜多方ラーメンもいいね。