第18回ハイテクマラソン
昨日、荒川の河川敷で行われたハイテクマラソンに参加してきた。この大会を入れることで、お正月の暴飲暴食を予防しようなんていうのがある。しかし、本来は下旬にある館山若潮マラソンの調整という位置づけだ。いや仲間内の新年会というのもあるかしら。
この大会のスタートは3つのウェーブスタートをさらに上流組と下流組とに分けるという独特なもので、今年のごいさんは第2ウェーブで上流コースを走る。先に上流に向かい帰りは下ってくるというのが気に入っている。9時にいつものラン仲間のS田さんとA美さんと赤羽駅で待ち合せて会場に向かう。スタート1時間前なので早速に着替えるのだが、今回はここからが大変だった。トイレに並ぶのはいつものことと覚悟していたのだが荷物を預けるのに10分以上もかかった。結局、アップもストレッチもできないままに列に並ぶことになった。
さて今日は奈良でお会いしたブログ友達のびあーさんが第3ウェーブの上流組で走るという。しかも目指すは90分切り。ごいさんより15分遅れてのスタートだから、ゴールするのはほぼ同時ぐらいということになる。ごいさんを抜けば間違いなく90分切り達成だ。これは面白くなりそうだなんて思ったら、妙にワクワクしてきた。
10時15分、号砲が鳴る。冷えた体に不安はあるがそんな悠長なことも言っていられない。最初からスピードを出していくことに決めた。最初の1キロは4分47秒。次の1キロが4分39秒。去年は4分50秒前後を恐る恐る走ったのだが、今年のごいさんはちょっと違う。5キロを過ぎればいつものように楽になるのを信じて、ひたすら前に進むことだけを意識する。10キロを46分37秒で通過。
折り返して土手から河川敷に下る坂道で「ごいさ~ん」って大きな声をかけられる。びあーさんだ。颯爽と走る姿がかっこいい。思わずこちらも「びあーさ~ん」なんて叫んでいた。少し足取りが重くなっていた時だけに大きな励みになった。そこからは、後ろから近づいて来るびあーさんを思い浮かべて、抜かれるのを少しでも先に延ばすことだけを考えて走った。
20キロ地点を1時間32分21秒で通過。ラスト1キロは執念の猛ダッシュ。こんな姿は誰にも見せられない。そしてゴール。タイムは1時間37分29秒で、今までの記録を1分19秒短縮しての自己記録更新となった。
時計を見たら、11時55分。びあーさんがゴールしてくる頃だと見ていたらすぐに彼の姿が視界に入ってきた。ナイスラン。まだ余裕がありそうな顔をしている。今日も会話は少しだったけど、彼の90分切りも見られたし、何よりこうやって会えるのが楽しいね。
ごいさんの仲間もみんな無事に走り終えていつもの中華屋さんに向かう。このお店のマスターがとても優しい。1年に1回しか来ないのによく覚えていてくれる。コース料理は4人からなのだが、3人でもいいよって言ってくれた。飲み放題をつけても3,000円。たくさん食べてたくさん飲んで大満足でした。
最後になりましたが、たくさんの応援してくれた皆さんやボランティアの皆さん、それに役員の皆さん、寒い中を本当にありがとうございました。皆さま、どうぞ体調を崩されませんように。