テーネンジャー8、久しぶりに集結

尊徳マラソンの前日、テーネンジャー8(エイト)の会というのを開いた。ご推察の通りこの会の幹事はごいさんである。翌日にマラソン大会を控えていたから多少のためらいはあったけど、みんなの都合を聞くとどうやらこの日が一番適当だった。尊徳マラソンの目的が友人のM山さんに会うためということとお酒の量は自分でセーブすれば済む話と考えて判断した。

都合のつかなかったA美さんを除いて、7人が顔をそろえた。1年前の上野公園での桜の花見以来になる。夏にも集まろうという話もあったのだが、なんとなくもたもたしていたら秋になり暮れになってしまった。そうこうしているうちに何人かの方から集まろうよという声を掛けられるのだけど、それでもついつい先延ばしにしてきた。こういうだらしないところが時としてごいさんにはある。

とまあそんなわけで遅ればせながら、3月はみんなの次年度の動向も分かって良いだろうということでやっとのこと開催することにしたのだ。テーネンジャー8というのは、最後の学校で一緒に退職した8人の仲間たちで作っている会の名称である。一つの学校で定年退職をするのはふつう2~3人なのだが、この時はなんと8人もいた。これだけいたら定年するという寂しさなんてどこにもない。逆に8人もいたらかしまし過ぎる。それまではあまり話すこともなかったのに退職の1年前からは妙な連帯感が生まれ、何やかんやと騒いでは老人パワーをさく裂させていた。文化祭では教員有志で制作した自主映画に主役の女の子を支えるヒーロー戦隊テーネンジャーという役柄で出演し大きな反響を呼んだ……(と思う)。

本当に退職の前年まで積極的な関わりはなかったのだが、こうして賑やかな1年間を共有したことで退職して4年も経つのにお付き合いが続いている。元副校長さんも元事務長さんも今では親しい仲間だ。国語、社会、数学、電気と教科はみんなてんでばらばらだけど、今は関係ない。そして紅一点のK手さんがこの会をより華やかにしてくれている。

こんな感じだから、この会の絆は今現在構築されつつあるということになるだろうか。会えば会うほどに彼らの魅力が見つかってますます面白くなりそうな予感がする。だからこの会はきっと長く続くと思う。何よりみんな生きることに意欲的だから、お互いそういった話を聞くだけでも十分な刺激になりそうだ。

大いに盛り上がってちょうどいいタイミングでお開きの時間となる。我々年寄りには腹八分目がちょうどよい。それでまた集まろうということになる。実際、夏と秋にも集まることになった。夏ははとバスツアーでスカイツリーの見物、秋は紅葉狩りを兼ねて山梨の増冨温泉に1泊だそうだ。

同い年でこんなふうに集まれるのはなんとも素敵だと思う。ずっと大切にしたい関係だ。だから永年幹事のごいさんの果たすべき役割は大きい。頑張んなきゃと思っている。さて、今度は早めにプランを立てないと……。

 

自主製作映画「コスモス(秋桜子)」のDVD。若い人たちが我々のために立派なものを作ってくれました。(感謝)f:id:goisan:20170316183258j:plain