徳島マラソン

先日行われた徳島マラソンに参戦するために先週の木曜日から日曜日まで徳島に出かけていたのと、帰って来てすぐに09年度の会という集まりの1泊2日の旅行に参加したので、こうして記事を書くのも実に1週間ぶりとなってしまった。ともあれ急いで報告をまとめておこうと思う。

ということでまずは徳島マラソンなのだが結果は3時間51分27秒というタイムだった。最近は3時間30分前後で走っているからそれと比べるとだいぶ不満足な結果ということになる。一方では、2年前のタイムと比べれば決して悪くないし、この年齢でサブ4ならばまずは良しと考えるべきなのか。

では早速レースを振り返っていこうと思う。まずは初めてAブロックからのスタートとなった。悪い気はしないのだが妙に意識してしまって、Bブロックの人には負けちゃいけないなどと余分な気合が入り過ぎてしまった。

ウェーヴスタートが採用されていたが、それでもスタート直後の混雑ぶりは他の大会と変わらない。最初の1キロには5分20秒を要した。吉野川大橋を渡り終えると吉野川の土手を上流に向かって走るのだが、ごいさんはどうもこの川沿いを走るのが苦手なようだ。しまだ大井川マラソンや岡山マラソンでも苦しんだことを思い出す。そんな意識もあってか、一向にスピードが上がらない。それでも最初の10キロは49分47秒、次の10キロが50分30秒とまずまずの頑張りを見せる。帰りは下流に向かうというのだけが心の支えだった。

ところがそうはならなかった。25キロを過ぎていよいよ帰り道となるのだが足が一向に前に出ないのだ。足が攣るという感覚はないのだが、どうやら足の疲労が抜けていない感じだ。実はこの2日前の金曜日に鳴門の渦潮を見に行ったのだが、その帰りに徳島までの23キロの道のりを走って帰って来ていた。これも自分はAブロックだという変な過信があったからかもしれない。若い人のブログを読んでつい自分も無理が効くのではないかと思ってしまったのだ。

27キロ地点では休みたい気持ちもあってトイレに行った。この辺りから少し走っては少し休むということを繰り返すようになった。30キロまではそれまでの貯金もあってどうにか55分56秒で凌いだが、それからはさらに苦しい走りとなる。休んでいる間にどんどん抜かされていく。悔しいけどまったく追いつけない。沿道の声援にも何も応えることができない。

最後ぐらいは走り切って終わろうと思ったが後300mのところで立ち止まってしまった。ゴール後に足が攣ることもなかったから、もっと走れたんじゃないかと思ったりもした。Aブロックということで、大した力もないのに変な驕りを持って謙虚な姿勢を忘れてしまっていたように思う。そういう点では自分のマラソンを振り返るいい機会になったとも言える。

今回あれだけ苦しい中でどうにかゴールまでたどり着けたのもたくさんの応援があったればこそ。応援の皆さまやボランティアの皆さまには本当にお世話になりました。そしてありがとうございました。

 

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