第13回 全日本マラソンランキング
先日、全日本マラソンランキングというものが発表された。これは全国各地で行われた大会のデータをまとめて1歳刻みの年齢別に順位を発表するというものだ。大会のコースの難易に違いはあるが、同じ年齢の方と比べられるというので一つの参考にはなると思っている。すでに多くのランナーのブログでは記事にされていて、ずいぶんと出遅れてしまったが、自分にとっても記念になることなので書き留めておこうと思う。
昨年も書いたが、まずはごいさんの進化ぶりだ。最初は5年前になる。う~ん、まだ5年なのか、もう5年なのか。その年はフルマラソンデビューの年で走ったのは「湘南国際マラソン」の一本のみでタイムは4時間08分14秒。ランキングの順位は2,348人中676位だった。次の年は初めて4時間を切ってサブ4ランナーの仲間入りをした「つくばマラソン」の記録で3時間53分19秒。順位は2,278人中362位。そしてその次の年は「館山若潮マラソン」の3時間51分08秒。順位は2,218人中288位。そして昨年もまた「館山若潮マラソン」がベストの記録となり3時間37分26秒。順位は2,268人中117位。惜しくもベスト100を逃がす。
そして今年だが、なんとこれまた「館山若潮マラソン」で出した記録がベストの記録となった。タイムは3時間24分36秒。どうしてこういうタイムが出せたのか自分でも信じられないくらいだ。大阪やつくばで3時間30分を切ったから、今年のベスト100入りは間違いないと思っていたけど、ここまでのタイムを出せるとは思わなかった。しかもアップダウンの比較的多い館山ではね。もちろん順位は2,145人中でのベスト100入り。いやそれどころではなくなんと50位以内に入っていた。
若い年代の方たちと母体の数は違うけれどそれはそれでよしとしよう。とは言っても、その後の体たらくぶりを見ているとこれから先ベスト100をキープしていくのは難しそうだ。それにあまりタイムを意識するとマラソンそのものを楽しめなくなりそうだし。とまあ今回のランキングがあまりに良すぎたので逆に少しばかり弱気になっている。
こんなことを書いていてもどうせまた頑張っちゃうんだろうって思っている人はよほどにごいさんを理解していると思う。そうなんだ。そこがごいさんの弱点でもある。負けず嫌いの性格だから、そう簡単には妥協したくない。それでもいつかは沿道の人たちと触れ合いながら楽しんで走りたい。そんなレースを夢見ている。
記念すべき初フルのランキング証 。ここからすべては始まった……のかなあ。