英語漬けの日々
今日は8月3日。振り返ると7月はあっという間だった。働いてもいないし、マラソンのシーズンが終わって出かけることもなくなった。それにテニス教室も終わってかなりの時間ができた。だからと言ってこれだけ暑いと外を走る時間を増やす気にもなれない。それならますます自由時間が増えて、他に何でもできそうにと思うのだが、それがなかなかそうならない。
増えたはずの自由な時間はどこに消えたのやらと探してみたら、単純に英語の学習の方に回していただけだった。この年になって学ぶというのは難しいことだと改めて思う。覚えられなくてやればやるほどに焦りを覚えて、それでいたずらに時間を増やしているという感じなのだ。覚えたとたんに忘れ、翌日にはまた後戻りしてから始めるという繰り返し。大学受験の頃の冴えた頭だったらなあなんて、考えてもしょうがないのについ考えてしまう。
これから年を取るにしたがってますます物覚えが悪くなるだろうということは十分に分かっていた。それでいつまで続けてもどうにもならないと思い、この1年間にすべてをかけることにしたのだ。それで見通しが立たなかったら思い切って諦めようかと。やるだけのことをやって出来なかったら諦める。それは決して敗北じゃない。
必要な出費は将来の自分への投資と考えたから、この4月からは週に2回英会話スクールの個人レッスンに通い、オンライン英会話も始めた。4か月が過ぎて、最初は一日に1回だけだったオンライン英会話も今は一日3回やっている。一回当たりの予習や復習に使う時間が90分。1レッスン30分弱だから1レッスンを受けると2時間勉強したことになる。3レッスンで6時間だ。このほかに自分で文法をやったり単語カードを作っては覚えたりしているのと合わせると平均して一日8時間ぐらいになる。
そういうわけで最近は独り言も英語が混じっていたり、誰かと喋る時もこれを英語で言ったらなどと考えたりしてしまう。ただ単語がなかなか思い出せないのが情けない。文の構成は出来上がっているのにそこにはまるわずかに1個の単語が出てこない。思いを瞬時に伝えられないというもどかしさ、日本語ならよどみなく出てくる文章なのにというちぐはぐ感、それらが大きなストレスとなり焦りへと繋がっている。
そんなわけでブログを書いたり見たりする時間もだいぶ削っている。ランニングは気分転換も含めて適当にやっているが、本来の調子ではない。ごいさんにしては珍しく自分を追い込んでいる感じだ。でも英語が話せるようになって世界にたくさんの友人を作ることがごいさんの最後の夢舞台の最低条件なのだ。簡単に諦めるわけには行かない。