5年目に向けて

2月になってごいさんのブログも5年目に入った。改めて最初に書いた記事を読み返してみたのだが、とても新鮮で懐かしい。ブログを始める際の挨拶を書いただけだが、これから続けていくのだという気概が感じられる。本当は年明けすぐにと思っていたのだがなかなか思い切ることができなかった。毎年のように日記を書こうとしては中途で終わっていた。でもそれは自分だけで完結するからいいのだけれど、ブログはみんなの目もある。そんなところで中途で止めるのはいかにも自分の欠点をさらけ出すように思えたのだ。

結局1か月ほど悩んで2月から始めることにした。「書きたい時に好きなだけ書く」と宣言することで一応の逃げ道らしきものも用意した。毎日のアクセス数はずっと1桁だったけれど、何も知らない自分はそれでもう十分に満足していた。何人かでも誰かが読んでくれたことは確かでそう思うだけで一人前のライター気分だった。

最初の半年はスターも付かず読者も増えなかった。それでも誰かが読んでくれているというのが楽しくてけっこう夢中になって記事を書いた。時間があればいろんなブログを覗きに行った。たくさんの読者を抱えている方たちはどんな記事を書くのだろうなんてとても興味があった。面白いブログがあれば積極的に読者登録をしてスターも付けるようにした。

そんなことをやっているうちに自分の記事にもスターが付き読者登録をしてくれる人が増えていった。そうなるとお調子者のごいさんはますます図に乗って、記事を書くことに集中した。毎日のように記事の話題を探すのも楽しかった。驕っちゃいけないと思いながらも気分は舞い上がる一方。書いていることに嘘はないのだが、少しばかり飾り過ぎたりした時もあったと思う。

ブログを書き始めて4年が過ぎ、記事も500を超え、たくさんの思い出を書き残すことができた。たくさんのブログ仲間との別れもあったけど、さらにたくさんの人と知り合いになれた。自分よりお年を召されている方から若い人たちまで年齢を超えて知り合いになれるなんてそうそうあるものではない。その方たちの実際のところはほとんど知らないのだが、ブログを通してのバーチャルなお付き合いがほどよい距離感でちょうどいいのかもしれない。

さてそんな読者の皆さんを思い浮かべながら、今年もまた自分の思いや出来事を綴っていこうと思う。65歳にもなってまだ夢を追いかけている。きっと死ぬまで分別のある老人にはなれそうもない。そんな子供のような感覚のごいさんだから大したことも書けないけれど、時々でも立ち寄っていただけたら嬉しいです。皆さんの心のどこかに「ごいさん」の4文字が引っかかったら、まっこと至福の喜びぜよ。

それではまた一年よろしくお付き合いください。

 

先日の皆既月食(Super blue blood moon) ぶれてしまってお見苦しいですが。f:id:goisan:20180131221123j:plain