スキルアップ研修会
性懲りもなくまた研修会と思われそうだ。特にボランティアリーダーを目指すということではない。もう少し、ボランティアのことを知りたいという単純な動機だ。ごいさんは、何をやっても多分一人前までにはいかないのだが、ある程度まではやらないと気が済まないのだ。ボランティアも経験を積んでいけば、自然とそれなりにはなるんだろうけど、こういう機会があるなら積極的に参加して、少しでも早く一人前になりたいと考えてしまう。ただ笑顔で接するだけではなく、なにか技術的なものがあるのだろうかなんてね。ボランティアをやる以上は、ランナーの人たちに少しでも気持ち良く走ってもらいたい。とにかくそのために身に付けられることがあるならそれをものにしたいんだ。
今日は、前回の研修でも一緒だったM井さんと再会した。まだ30代の前半といったぐらいだが、ボランティアの活動にとても意欲的だ。すでにリーダーの資格も取得している。本人自身も大学時代からトライアスロンをやっていて、明日も地元でのミニ大会に参加するとのこと。そして来月は千葉アクアラインのフルマラソンを走るそうだ。とにかく意欲的に生きているところに魅力を感じる。偶然会うのも何かの縁、アドレスの交換をお願いした。川越の方に住んでいるとのことだから、ごいさんとはそう会う機会はないだろうが、また会いたいと思う人物だ。
参加者は30人ほどで、その半数がリーダーの資格を持っているという。なんか凄いよね。講師は澤内隆さんと言い、中学・高校で地理の先生をやっていたが、今は退職して観光案内などで活躍しているそうだ。今日のテーマは、「伝える力を、楽しくみがく」。相手の目線、相手の立場に立って、言葉を使うことが大切だということ。上級のリーダーの人たちが、「トイレはどこ」などの質問への具体的な対応の仕方を寸劇で見せてくれたのも分かりやすかった。そして途中に流された「112秒」という動画。たったワンフレーズでこんなにも変わるんだ。言葉の力ってやっぱり凄いよって改めて感じさせられた。だから今日も確かに一歩前進できた……と思う。
帰り道、久しぶりに渋谷駅前をぶらついてみた。なんと言っても人が多い。よくこれだけの人を避けながら歩けたものだと自分ながらに感心する。大学時代は、新宿経由ということもあり、渋谷の方には来たことが無い。憧れた街ではあったが縁のない街だった。今でも、やっぱりごいさんには馴染まないのかもしれない。それがどうしてなのか、自分にもよく分からないけど。
ごいさんは、やっぱり横浜が一番いいな。人混みも適度だし、高島屋もダイエーもあるし。駅ビルが無いのが……ちょっとね。
写真は、忠犬ハチ公像の前の交差点。みんなよくぶつからないよね。