日本、ギリシャと引き分け
朝7時から、日本対ギリシャの試合が始まった。ごいさんは、7時15分に家を出るので、実際に見られたのはわずか15分。出勤途中でワンセグを見るが、電波の状況が悪くてほとんど繋がらない。テキスト放送で、ギリシャのカツラニス選手がイエローカード2枚で退場になったことを知る。日本にとっては実に大きなチャンスとなった……はずだったのだが。後半に入って、遠藤、香川と投入して打開を図るもゴールは生まれない。結局、0-0の引き分けに終わった。1人退場者を出して守備重視に切り替えて引き分け狙いにきたギリシャの思惑通りになってしまったようだ。
結果として、決勝トーナメント進出は、最終戦の対コロンビア戦にもつれ込んだ。日本は、勝利することが絶対条件。その上で、ギリシャがコートジボアールに勝つか引き分けることが最低条件となる。ギリシャが勝てば、得失点差で日本が有利だから2位となる可能性は大きい。引き分けた場合は、今度はコートジボアールとの得失点差争いとなるが、日本がコロンビアに対して2点差以上で勝てれば2位となる。1点差での勝利はさらに総得点が絡んでくるが、これはコートジボアールに分がありそうだ。ギリシャとしても、コートジボアールに勝って、日本がコロンビアに負けか引き分ければギリシャの2位が決まるわけだから、全力で挑んでくるだろう。それに、日本戦を10人で戦い抜いてモチベーションは大いに高まっているはずだ。一方、コロンビアはほぼ1位通過を決めたようなものだから、先日も書いたように主力の温存、余分なイエローカードをもらわないよう、あまり無理はしてこないのではないかと考えられる。言い訳がましくなるが、以上の点から、日本の決勝トーナメント進出はまだまだ可能性があるということになる。
それにしてもザッケローニの采配には疑問が残る。スタメンをいじりすぎていることだ。本番では多少の変更は大いにあり得ることだが、多くの国際試合をある程度メンバーを固定化して戦ってきて、そして予選も勝ち抜いてきた。代わりに出た選手が力を発揮してないわけではない。ただ、守備の今野、ゲームを作る上での遠藤、攻撃の香川は、スタメンをはずすにはあまりにも大きな存在だと思う。それだけの実績を作ってきたのは周知の事実だ。特に遠藤に関してはまさに日本の司令塔だ。日本が攻撃のリズムを作るという点でスタメンは外せない。遠藤が底にいるから、本田や香川が自由に動けるし、長友、内田のオーバーラップも生かされるのだ。今の日本チームは、過去のそれとは違って、魅力あふれる攻撃力を持っているのは間違いない。コロンビア戦は、ぜひスタメンで使ってほしいと願う。
ふぅ~、一気に書いたら疲れました。切りがないので、今日はここまで。
下の写真は、帰り道にある民家の軒先に祭られている延命地蔵さん。「今日も一日ありがとうございました。明日もよろしくお願いします。」って、いつも頭を下げて通っています。