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全仏オープン 錦織選手に感動

火曜日の夜に全仏オープン男子シングルス準々決勝の試合を観た。第5シードの錦織圭選手と第14シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(仏)選手との試合である。

ランキングや今までの対戦成績(錦織選手の4勝1敗)から楽に勝てるのではないかと思っていたから、初めは1セットぐらいを観て寝るつもりでいたのだが、あまりにもあっけなく1セット目を奪われてしまった。ツォンガ選手の200キロを超える第1サービス、それに力強いストローク。逆に錦織選手の方は今までの試合と違って簡単なミスが目立ち得意のストローク戦に持ち込めない。

2セット目に落下物のアクシデントがあり40分ほどの中断があったが、ここで冷静さを取り戻したのかいつもの調子が出始める。2セット目は失ったものの、これから何かが起こる予感があった。もう寝るに寝られなくなってしまった。錦織選手が勝つとすればファイナルセットまで行くことが条件。ということは終わるのが午前4時ぐらい。翌日の仕事のこともあれこれ考えたがやっぱり観るしかない。

予想通り、3セット目、4セット目は錦織選手のペースで試合が進む。時折見せる小さなガッツポーズは、秘められた闘志を感じさせる。ツォンガ選手の第1サービスも入らなくなり、ストローク戦のほとんどは錦織選手が制した。そしてついにファイナルセット。地元フランスの観客の声援を一身に浴びてここでツォンガ選手が開き直ったというべきか、試合始めの時のような思い切りの良い強打をしてくる。第1サービスもまた決まりだす。そしてその第4ゲーム目。錦織選手のセカンドサービスを思い切りよく深めに返す。錦織選手の返しが少しばかり浅くなる。そこを回りこんでのフォアでの強打。これを錦織選手がコントロールできずにアウトしてこのゲームをブレイクされてしまう。その後ブレイクバックできないままこのセットを奪われてツォンガ選手の勝利となったのだ。

4セットを終わった時点では、錦織選手の勝利を信じて疑わなかった。最終セットも決して大きなミスがあったわけではない。それ以上にツォンガ選手を褒め称えるべきなのだと思う。実に大きな気持ちの切り替えだ。一歩間違えば負けることになる。もちろん錦織選手が負けて悔しいのだが、それ以上に清々しさも感じていた。それほどめったには観られない素晴らしい試合だった。

あれだけ強い外国選手たちを相手に懸命に闘う錦織選手。最後まで諦めないそのプレー。こんなに感動したのは本当に久しぶりだ。近いうちに4大大会での優勝が見られる、そんな予感がする。今日の試合を観て、ごいさんも彼の熱烈ファンの一人になった……かも。

さて、次はサッカーの女子ワールドカップだね。

 

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