ブログの散歩 第14話 ~懐かしいスター ~

時々、過去に書いた記事を読み返すことがある。去年、一昨年の今頃は何を書いていたのだろうかと。毎年の事だから同じようなことを書いているのだが、微妙な感覚の違いがあって面白く感じる。それと、始めの頃の文体と今との違いのチェックだ。だんだんと慣れてきて横柄なものの言いようになっていないかとか。やっぱり初心の気持ちって大事にしたい。

そんな時にスターの欄に自然と目が行く。そうして最近はお目にかかっていない懐かしいアイコンに再会する。そして何気にそのアイコンをクリックしてみる。画面が切り替わって201〇年〇月〇日付けの記事が現れる。その方とのお付き合いはそこで止まったままだ。実はその後でコメント欄に書き込んでみたりもする。もしかして……なんて期待を寄せながらね。そういう方たちとのおつき合いは楽しかったし、毎日のように書いてくれる記事を読むのも楽しみだったのに、ある日を限りに突然更新されなくなってしまう。

ご挨拶をしてやめられる方もかなりいらっしゃる。やめないでと懇願に近いものから、しばらくお休みしてもいいからまた続けてほしい等々たくさんのコメントが寄せられる。その中にはごいさんのもあるのだが、それらのコメントに偽りはないと思う。やめる理由が書かれていてある程度はしょうがないものと思うのだが、本当に切ない気持ちになる。

逆に、ごいさんがこれでブログを閉じさせていただきますって書いたら、やはりいろんな人からの励ましの声が聞こえてきそうだ。ごいさんにもそういう読者さんが何人もいてくれると思っているから。そしてそれらの人たちが悲しい気持ちになるのは嫌だから、ごいさんはきっとやめない。

もしそういう日が来るとすれば、ごいさん自身の問題だ。記事を書けないまでに病気になった時だ。親の介護でも身内に不幸があったとしても、そういう時こそブログの世界の仲間に救いを求めたい。みなさんの一言がどれほどの励みになるかはよく分っている。だから決してブログをやめることはないと言い切れる。

ただし……、週に1回と1か月に2~3回の更新になったりする可能性はあるかもしれない。ちょっと弱気だけど、もともと書くのが苦手で、とりわけ趣味もあまりないごいさんには書く材料も少ないからね。

半年して、あるいは1年ほどしてふらっと戻って来られる方がいる。これはこれで本当に嬉しいことだ。もうフーテンの寅さんみたいでいいよね。忘れた頃に帰って来るなんていうのもありだと思う。いつ戻ってきても大歓迎。お兄ちゃんを心配しているさくらのような気持ちで、ずっと待っていたんだよ。

以上、いつも読んでいただいている皆さんに向けて、ごいさんのブログを続ける思いを改めて書かせていただきました。ということで、どうかこれからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

 

マンションの花壇に咲いている紫陽花。たくさんの蝶々が遊んでいるみたい。f:id:goisan:20160616124521j:plain

 

幸せだった人生、満足した人生

先日、下の子に「父さんは走ることが生きがいだね。」って言われた。そうだよなあ。今の自分は走ることで元気になっているし、楽しい日々を送っている。そんなことを考えていたら、自分の人生の目的って一体何なんだろうという疑問が頭にちらつき始めた。何を今さらって感じだけどね。

現役で働いている時は、自分の子を育てることと学校で教えることが全てだった。やがて子供は巣立ち、退職して生徒とも離れると、それまでの生きがいは生きがいでなくなった。それにとって代わったのがこの走ることとブログを書くことだった。それに加えて50歳になった頃から考えている海外への旅行計画だ。これらのおかげで、ごいさんの人生、今のところけっこう充実していると思っている。

先週行われた数学科の先生たちの歓送迎会で、ごいさんより一つ下の先生が再任用教員として働く理由をとつとつと語る。「家に居てもこれといってすることがない。働いていれば、自然に時間は過ぎていってくれるし、お金ももらえる。自分で何も考えなくてもいい。」と言うのだ。確かに、他の仲間からもそういう話はたびたび聞く。

世の中には60歳を越えても家族のために働かなければならない人もいるからすべてを否定するわけではないが、なんとなく流されるような生き方は自分にはできない。与えられた時間といってももはや限られたものだから、できるだけ有効に使い、創造的に生きたいと思う。

ごいさんは、人生の最後に「幸せだった」という言葉と合わせて「満足した」という言葉を残したいと思っている。それには、単に生きがいを楽しむだけじゃなく生きる目的を分かっていなければいけないのではないかと思うのだ。

走ることは今の自分にとっての生きがいだが、それが生きる目的だとは思えない。ブログもそうだ。記事を書きそれを読んでもらうことは楽しみだが、だからといってそれが生きる目的だとも思えない。マラソンやブログから何か生きる目的は見つけられないだろうか。本を読む。旅に出る。芸術を楽しむ。自分を高めようと努力する。それらはいったい何のためなのか。ここのところそんなことばかり考えている。

楽しく生き幸せに人生を終えられればそれで十分だとも思うけど、最後の最後に自分が満足したという言葉を残せる、そんな生き方をもう少しだけ模索してみようと思っている。

 

ウッドチップが敷き詰められた相模原麻溝公園のクロスカントリコースf:id:goisan:20160614112831j:plain

 

大阪マラソン、当選

木曜日に大阪マラソンの抽選結果の発表があった。午前中の勤務を終え帰り支度を済ませてから、タブレット大阪マラソンのホームページにアクセスする。あまり期待していないとは言え、やはり緊張する。そしてマイページの画面に切り替わった瞬間、「当選」という文字が目に飛び込んできた。

嬉しい……のかな。いや、嬉しい……はずだ。そうだ、やっぱり嬉しい。多少複雑な気持ちがある。本来ならこの日は「しまだ大井川マラソン」。すでにラン仲間のS田さん、Y村さんはエントリーしていて、またみんなで泊まってみんなで走るのも悪くないという思いがあったから。しかし当たったことはやはり運命だと思う。一度走れば気も済む。しまだには来年戻ってくればいい。ということで、早速に手続きを終える。こうして、10月から始まる新シーズンの最初のフルマラソン大阪マラソンに決まった。観光も含めてたっぷりと楽しんできたい。

そろそろあちらこちらで秋からの大会のエントリーが始まり出した。ごいさんの今のところの計画は次のようだ。11月は「つくばマラソン」。記録の出やすいコースなので記録更新を狙いたい。12月は「奈良マラソン」。昨年はエントリーの時間をすっかり忘れてお風呂に入ってしまった。あまりにも情けなく悲しい。今年は忘れない。1月は「館山若潮マラソン」。自分を育ててくれている大会のように思える。コースは楽じゃないけど、応援がとても優しい。2月はまずは「京都マラソン」。抽選だから大阪が当たってもう運はないかな。そして「東京マラソン」。こちらはいい加減に当たってほしい。一度走ったらもう応募しない、絶対に応募しないから。ボランティもずっとやってきたし、何とかなりませんかね。チャリティランナーも考えようかなあ。そして締めは4月の「かすみがうらマラソン」。それらの合間にハーフをちょこちょこっとね。

こういう計画を立てている時って、本当に楽しいね。だけど、実際に走る直前までは不安だらけ。むしろ後悔気味。案の定、フルマラソンの最後の10キロではいつも悶絶している。終わった後は両足が攣り、おまけに気持ち悪いし。でも、申し込む時はいつも最後までかっこよく走り切る自分の姿を妄想してしまうのだ。分かっているはずなのにねえ。妹にいつも言われる。「お兄ちゃん、なんで金払ってそんなに苦しんでるの。」ってね。なんでだろうなあ……。

 

久しぶりに横浜を走りました。f:id:goisan:20160611174921j:plain

 

黒部峡谷展望ツアー

大会の翌日、「黒部峡谷展望ツアー」というのに参加した。宇奈月からトロッコ電車に乗り終点の欅平まで行く。一般の人はここまでだが、このツアーはここからが本番。この先は関西電力の管轄になり、関係者しか入れない。その専用列車に乗り換え、500mほど進む。そこからは「堅坑エレベーター」と呼ばれるエレベーターで一気に200m上昇。降りてすぐのところに「竪坑展望台」がある。晴れていれば北アルプスの山々を見ることができるらしいのだが、今日は生憎の雨。ガイドさんがとても残念がってくれた。それでも黒部ダム仙人谷ダムの工事の話を聞いたり貴重なDVDを観たりと大変に勉強になった。今日の最後の回ということで参加者は4人と少なくて、ガイドさんも含めてとてもアットホームな感じだった。楽しく思い出に残るツアーになった。

 

それでは、ぜひその時の写真をご覧になってください。(写真は18枚あります。)

乗車時間前にやまびこ展望台に行ったら、ちょうどトロッコ電車がやって来るのが見えた。トロッコ電車には窓のついている車両とついていないのがあるのだが、この写真は窓のついている方。少しばかり料金が高い。f:id:goisan:20160530104539j:plain

さていよいよ出発。車内の放送は富山県出身の女優、室井滋さんがやっている。狭いトンネルの中をギシギシと音を立てて進む。f:id:goisan:20160530120014j:plain

天然の岩が仏様の姿に似ていることから「仏石」と名づけられたという。f:id:goisan:20160530171340j:plain

駅でのすれ違い。霧雨が降っているのと気温もかなり低くてみんな寒そうです。f:id:goisan:20160530120552j:plain

後曳橋…先に見える青い橋。60mの高さから谷を見下ろして思わず後ずさりをするということからこの名がついたそうだ。f:id:goisan:20160530122056j:plain

ネズミ返しの岩壁…猫に追われたねずみも登れないほど切り立っているからだという。f:id:goisan:20160530124227j:plain

黒部川第二発電所…建築家・山口文象氏の設計によるもので「富山の建築百選」に選定されている。f:id:goisan:20160530124332j:plain

向こうに白く見えるのは万年雪だそうだ。f:id:goisan:20160530125726j:plain

欅平について、こちらの機関車が牽引する工事用車両に乗り換える。ヘルメットも着用しなければならない。f:id:goisan:20160530132756j:plain

竪坑エレベーターに乗って一気に200m上昇する。所要時間は2分間。f:id:goisan:20160530134117j:plain

「竪坑展望台」からの景色。晴れていれば北アルプスの山々が綺麗に見えるとのこと。f:id:goisan:20160530134650j:plain

その代わりにDVDを鑑賞。晴れていればこんな感じらしい。f:id:goisan:20160530141449j:plain

インディー・ジョーンズの世界に入り込んだ感じ。もちろん気分はハリソン・フォードf:id:goisan:20160530140926j:plain

黒部ダムへの機材を運ぶルートの説明を受ける。f:id:goisan:20160530145315j:plain

このレールが黒部ダムまで続いているんですね。f:id:goisan:20160530145230j:plain

欅平を散歩していて見つけた「危ないんだぞーつ!」の看板。こういうの大好きです。f:id:goisan:20160530153857j:plain

人食い岩…口の中をくぐっているよう。f:id:goisan:20160530154007j:plain

黒部川第三発電所のために作られた仙人谷ダムは1940年の完成だが、そのための犠牲者は300人余り。当時の最新鋭の技術を導入した黒部ダムでもその数は171人に及ぶ。ダム建設がいかに困難を極めたか。従事された方たちのことを思いながら帰途に就く。あの赤い新山彦橋の向こうが宇奈月の温泉街。f:id:goisan:20160530172329j:plain

 

黒部名水マラソン ~ 前日編 ~

昨年の暮れ、走るのが少し面白くなってきた頃、この黒部名水マラソンを見つけた。瞬間、黒部ダムのことが頭に浮かんだ。それに案内をよく見たらQちゃんもやって来るらしい。前日には「生地のまち歩き」をするとのこと。身近に会える絶好のチャンスかもしれないと考えたら、その日のうちに申し込んでいた。

ネットで調べたら、「生地は黒部市の海辺の町で、黒部川扇状地の伏流水がいたるところで湧き出している。この湧水を地元の人たちは「清水(しょうず)」と呼び、そのきれいな水を守りながら、水とともに暮らしている。」とあった。確かに、どこか懐かしさのある町並みは、歩くだけで癒される、そんな雰囲気を醸し出していた。

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生地に着くとほどなくしてQちゃんが現れた。一緒に歩くには申し込みが必要だったらしいのだが、どうやら紛れ込んでも大丈夫らしい。Qちゃんがみんなと楽しげに語らいながら歩いて行く。通り道にあるお店に寄っては、そのお店の宣伝やら何やらと話しかける。それを聞いていて、話がとても上手になったと感心した。だいたいそれらの言葉からは嫌味なことが一つも感じられない。きっとふだんからそういう子なのだろうと思った。まち歩きの半分を終えたところで、前日受付のために会場に向かうことにする。

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実は本来のお目当ては受付会場で行われるQちゃんのトークショーだった。少し早めに並んだおかげで座れたが、立ち見の出る盛況ぶりだ。この子がエチオピアやケニアの選手を抑えて一番になったのかと思うと本当に感慨深い。内容も翌日の本番に向けて役立つものが多く、たくさんの元気ももらった。まち歩きとトークショー、お得感一杯でした。

さて、走り終えての感想だけど、正直来年も走ってみたいと思える素晴らしい大会だった。会場でのトイレや荷物預かり、それにエイドでの給水など、何のストレスも感じなかった。これほどまでに整然と運営された大会は初めてだ。コースも、街中や河川敷を走ったり海を眺めて走ったりと変化があってけっこう楽しめる。応援してくれている皆さんは、ほんわか温かく家庭的な雰囲気だ。季節的には記録を狙うのは難しいけれど、大いに楽しめる大会だと思う。楽しむというのは一番大事なことだもんね。

今回も、スタッフの皆さんたちには本当にお世話になりました。頭からバシャバシャとこれでもかというくらいに水をかけてくれたボランティアさん。おかげで生き返りました。本当にお疲れさまでした。そしてとても素晴らしい大会をありがとうございました。

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「黒部名水マラソン2016」を走る

5月29日、朝6時半、富山駅前の宿を出て新幹線で黒部宇奈月温泉駅に向かう。そこからシャトルバスに乗って20分。トータル1時間ほどで会場に到着する。さすがに新幹線を利用するランナーは多くない。ごいさんの使った北陸フリーパスはこの区域内の新幹線も乗り放題という優れものなのだ。

今回はDブロックということで真ん中あたりと思っていたら、ブロックは何とKまであった。ゼッケンは申告タイム順のようで、ごいさんは順位的には1,500番ぐらいらしい。でも周りを見るとEやFでも速そうに見える人がけっこういる。思わず胸のゼッケンを隠したくなるけど、今回は背中にもついていた。

スタートは9時。この時点で気温はすでに22℃で、これからまだまだ暑くなりそうだ。もっとも暑いのは覚悟のうえで、そこで弱音を吐かずにどれだけ頑張れるかが今日のポイントなのだ。開会式でQちゃんの元気な声に励まされ、いよいよスタート。10キロ過ぎでQちゃんが待っているというからそれを励みにする。タイムはあまり気にしないが、だらだらしないために一応の目標を3時間45分と考えた。

走り出しはいつものように体が重く、無理やり動かしている感じだ。それでも前のランナーを見て抜けそうだと思うと自然に足が速くなる。ごいさんの悪い癖で知らず知らずに無理をしている。10キロを過ぎてQちゃんを発見。Qちゃんの笑顔に負けないようにこちらも満面の笑みでハイタッチ。今日は両手タッチ成功で喜び倍増。

ここから10キロ余り上り坂が続く。段々の畑が50mに1mの割合で段が上がるといった具合だ。でもこれくらいの上り坂は今のごいさんには一番走りやすい。沿道の声援は他の大会に比べて多いわけではないが、暑い中を一生懸命応援してくれている。手を振ると大きな声で「頑張れ」って言ってくれる。どことなく家庭的な温かい雰囲気だ。

折り返して、25キロを過ぎて黒部川の河川敷に出る。海に向かって下っていくのだが、この辺から疲れが出始めてエイドが待ち遠しくなる。そして37キロ地点のエイドでは楽しみにしていたソフトクリームをいただく。「冷た~い。美味~い。」なんて叫んだら「もう1個どうぞ。」と渡された。でも冷た過ぎてガツガツ食べられない。1個食べるだけで1分も使ってしまった。2個目はさすがに全部を食べる時間は無かった。

そんなこんなでここで使った時間を巻き返えさなければならない。まだ残り5キロもあるが、とりあえず出せる力を出していくことにする。腕を振れば足が出るんだ。後1キロの地点にさしかかった時、右足が攣りかけて一瞬立ち止まる。それまで追いつき追い越せ合戦を続けてきた同じ年代の人が見る見る遠くなっていく。彼もここ数キロ首を傾げて息を荒らげて走っていた。彼の方が絶対先に遅れると思ったんだけど。

すぐに走り始めるが、もうスピードは出ない。そこで考えたのが、沿道にいる人に「ありがとうございます」と先に声をかけ、応援を強要する作戦だ。その応援に助けられ最後の角までやってきた。この角を曲がればゴールまでは残り100mと少し。「やったー、終わりだ~。」と思って曲がった瞬間に右足がまたもや痙攣。今度は激しい、痛い。ビタッと立ち止まる。そこにいた人たちみんなが、大きな声で励ましてくれる。20秒、30秒……。どれくらい過ぎたかな。どうにかみんなの声援で100m分のチャージはできた。懸命のラストスパート。そしてガッツポーズのフィニッシュ。タイムは3時間41分59秒。順位は540位/3,528人。

この大会の感想と前日に行われた「生地のまち歩き」の様子は次回の記事で。

 

ふう~っ、あつい、あつい。水遊びが楽しそう。f:id:goisan:20160529142414j:plain

 

全日本マラソンランキング

ここのところランナーさんのブログで話題になっているのが全日本マラソンランキング。これはその年にあちこちで行われたフルマラソンのタイムを集約してそれを年齢別にして順位をつけるというもの。大会が違えば当然コースが違うわけで簡単には比較できないのもあるが、それでも同い年の人で比べる順位ということで大きな励みにしている人もいると聞く。特に100位までは雑誌の付録で名前が発表される。同じ年の人でも何千人といるのだから100位以内に入るというのは並大抵のことではない。

そこで今日はごいさんの進化ぶりを見ていただこうと思う。最初は4年前で、その年は「湘南国際マラソン」の1回しか走らなかった。もちろん初マラソンでこれが記録となった。タイムは4時間08分14秒で、順位は2,348人中676位。初めてフルを走った新鮮な気持ちとフルの厳しさを存分に味わった大会だ。

次の年の記録は「つくばマラソン」で2,278人中362位。タイムは3時間53分19秒。4回目のフルマラソンで初めてサブ4を達成。イェ~イ、サブ4ランナーだぜ……って、鼻高々だった。

そして昨年が「館山若潮マラソン」で2,218人中288位。タイムは3時間51分08秒。そして今年も、やはり「館山若潮マラソン」で2,268人中117位。タイムは3時間37分26秒。館山若潮マラソンは急な上り坂もあってタイムは出にくいと言われているのだけど、何故かごいさんとは相性がいい。ともあれあと少しでベスト100……って凄いでしょ。

本屋で速報版を見た時、今年の63歳の100位のラインは3時間35分だった。この前の「かすみがうらマラソン」で3時間34分台を出していたので、やったあ100位以内だと大いに喜んだ。でもよく考えてみたら、かすみがうらマラソンは4月の大会なのでこの記録が対象になるのは来年のランキングだった。だったら来年はこれで100位以内確定じゃないか……なんてことにもならないだろうな。みんな毎年進歩しているし。

喜んだ分だけ少し落ち込んだけど、もともとごいさんの目的はそんなスーパーランナーになることじゃない。応援してくれる皆さん、ボランティアや係りの皆さんとハイタッチして挨拶を交わして、ニコニコ笑顔で走り切る、これができた時が最高の気分なんです。決して負け惜しみじゃないよ。今回はそれに記録が少しばかりついてきただけなのさ。出来過ぎなのです。

それにしてもごいさんの進化ぶり、いかがでしょう。誰か、褒めてくれたら嬉しいです。

明後日は、「黒部名水マラソン」を走ってきます。

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