思い出横丁と「心菜と沼のともだち」ライブ
夜7時から同僚のライブが、品川の中延というところにある「ボナペティ」というお店で行われるということで出かけて行くことにした。他にも定年者仲間の3人が行くというので、久しぶりに会うから軽く飲もうという話になった。みんなお酒のいける口だ。今日は、E藤さんの行きつけの「ささもと」というところに行くことにした。「ささもと」は新宿の「思い出横丁」の中にある。テーブル席が1つであとはカウンターだ。15人ほどでいっぱいになる。人気があってすぐいっぱいになってしまうから、4時の開店に合わせて集合。見事、奥のテーブル席をゲット。串焼きにキンミヤの焼酎がよく合う。モツの煮込みも名物だが、ごいさんのお気に入りは、ミニトマトの串焼きとキャベツの煮込みだ。焼いたミニトマトはよりジューシーになっているし、キャベツは柔らかくてスープの味がとてもよくしみ込んでいる。上限3杯までというキンミヤも難なく飲み干してしまう。他にごいさんがよく行くのは「カブト」という鰻の串焼き屋だ。鰻好きなら一度は行かなくちゃね。珍しい部位が食べられるよ。ただし、どちらのお店も酔ってる人は入れてくれない。
さて、今日の本来の目的であるライブに向かう。お目当ては、同僚だったM上さんことほっぴいこーせい率いる「ちぇこかっぱ」改め「心菜(ここな)と沼のともだち」の演奏。キーボードとドラムとボーカルの3人組だ。ボーカルが心菜という女の子。M上さんはごいさんの高校の4つも下の後輩なのに、一見するとごいさんの方が後輩に見えてしまう。それぐらい落ち着いた雰囲気を漂わせている。
前回の宿河原の「ポトス」というお店でやった時は、心菜さんが体調不良となり途中で歌えなくなってしまった。今回はどうだろうとまずは心配だったが、今日はかなり元気が良さそうだ。盛り上げ役も買って出ていた。M上さんも楽しそうにキーボードを弾いている。職場にいる時の感じとはだいぶ違うんです。曲目はどちらかというとごいさんの若い頃の曲が多いから親しみやすい。ごいさんも中学生の頃にギターを弾いていた時がある。一時はすごく凝るけど、これ以上進歩がないと思うとあっさりと諦めてしまうのもごいさんの特徴だ。だからごいさんには何か特技みたいなものがない。ギターも一丁前に弾けるようにはならなかった。だから、そういう活動をしている人を見ると尊敬してしまう。
最後にベンチャーズの曲を演奏するバンドが登場。さすがに懐かしい。酔いがほどよく回ってきたA美さんが踊りだす。両手を挙げてちょっと阿波踊り風だ。少ししてA美さんにつられるようにE藤さんも踊りに加わる。いつのまにか二人でステージに上がってバンドの前で踊っている。ごいさんにはこれができない。こういうことが普通にできてしまうお二人さんをちょっとばかり羨ましく思うよ。それにしてもE藤さんもやるもんだね。
最後のアンコール曲もみんなで盛り上がってライブは終了。ちょっと青春時代に戻った気分で帰途に就く。夜風が心地よく感じる。本当にいい気分です。
写真は、思い出横丁の入口付近。