人間ドックに行ってきました
場所は関内駅から徒歩3分のところで大通り公園に面している。今日のメインは胃カメラである。ごいさんにとって2度目の体験となる。初めての時、カメラを飲み込むのが大変だというのを聞いていたが、鎮静剤を使わなくてもそれほど苦痛を感じなかった。それでも今日は何事も経験ということで、鎮静剤を使うのを選んでみた。これがもの凄い。鎮静剤を打たれたと思ったら、検査が終わっていたという感じなのだ。胃カメラを飲み込んだという自覚もない。その後、休憩所で小一時間ほど横になって、目を覚ましたところで先生から説明を聞く。ポリープがあるが特に問題はないとのことでまずは一安心。その後、17階のラウンジで昼食を取る。ランドマークやベイブリッジ、マリンタワーが一望できて、気分もだいぶ回復。ごいさんの憂鬱だった一日は終わった……かな。検査の結果は3週間後に送られてくるそうだけど。
さて、久しぶりの関内だ。気持ちが軽くなったところで、少しぶらついてみることにした。昔は横浜の中心だったが、今はみなとみらいの勢いに押されて少々寂しい感じになっている。中華街や山下公園の方に行くにも、みなとみらい線を利用する人が多いのだろう。それでも伊勢佐木町には平日なのに人通りが意外と多い。客集めに趣向を凝らして頑張っているのだろうか。
今では相鉄ムービルを始めとして映画館もあちこちにあるが、ごいさんが高校生の頃はロードショウが上映される映画館は馬車道にあった「横浜東宝会館」ぐらいだった。料金が高いのでそうめったには来れなかったが、「ロミオとジュリエット」とか「クリスマスツリー」なんかを見に来たのを覚えている。高校生の時によく行ったのは、天王町のライオン座や白楽の白鳥座という映画館だった。となりのお店でパンを買うと料金が割引になるなんてのもあったし、何より6本立てとかで一度にたくさんの映画が見れた。もちろん時には一度見た映画があったり見たいとは思わない映画も混ざって迷惑な時もあるのだが、やっぱり安いのが一番だ。
大学の頃は、高校のサッカー部仲間の集まりと言えば、関内のパブレストランと決まっていた。大学生にはちょっとお洒落で贅沢なお店だったかもしれないが、「だるま」のボトルは原価だったし、高いつまみはあまり頼まないから案外お金はかからなかった。ただひたすら飲み話をする。そんな無茶な飲み方だったから、毎回誰か一人ぐらいは倒れていた。ごいさんも一度だけ目が覚めたら友だちの家だったということがある。
そして関内と言えば蕎麦屋の老舗「利休庵」と焼売の「博雅亭」だ。シュウマイと言えば崎陽軒があまりにも有名だが、「博雅のシュウマイ」の味は断然その上を行く。まさに知る人ぞ知るである。今では、別会社が味を継承してネット通販しているとのことだ。
久しぶりに伊勢佐木町を歩いてみたら、昔のことを少しばかり思い出した。さてそろそろ関内の駅に向かうとしよう。マリナード地下街を通るのも久しぶりだ。これでまたしばらくはここには来ない……と思う。
大通り公園を上から撮ってみた。右が関内の駅。