呑兵衛達の旅 ~福井編3日目~

昨日遅くまで起きていたせいか今朝はみんなゆっくり寝ている。ごいさんも5時頃目が覚めたが起きられない。幸いなのか不幸なのか、外はけっこうな雨が降っているので今日は走れない。もう一眠り。

バイキングで朝食を摂った後、ホテルの土産物売り場でお土産を購入する。お土産は羽二重餅と決めていたから迷うことも無かったはずなのだが、あちこちで作られていていくつか種類がありどれがいいのか分からないのが困った。結局は高いのが確実だろうと判断したのだが。9時ちょうど、どしゃ降りの雨の中を出発。大雨で、ホテル前での記念撮影ができなかったのがちょっと残念でした。

さて今日のお目当ては東尋坊だ。まずは東尋坊タワーに上る。360度の景色を眺めようということだ。が、思った通り雨のせいで景色ははっきりしない。晴れた日は能登半島までも見えるらしいのだがとんでもない。ちょっと500円は高かったかな。

東尋坊は自殺の名所で名高いのは有名だが、実際に柵が無いのにはびっくりした。海からの高さはなんと25mだ。今日は大雨が降っていて岩も濡れている。ちょっと足を滑らせたら真っ逆さまに奈落の底に落ちていってしまう。今時にしてこれだけ安全でない場所も珍しいと思う。確かに柵なんて作ったら興味は半減してしまうのかもしれない。そんなに恐ろしい場所なのにそれでもたいていの観光客は覗いてみたくて向かっていく。今までそういう事故が無かったのが信じられないくらいだ。もちろんごいさんだって恐る恐る近づいていく。興味関心は人一倍強いからね。そうして撮ったのが下の写真。さすがにこれ以上は近づけない。実物は写真以上の怖さだよ。

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M橋さんは三國湊町を散策したいようだったが、雨だったことと駐車場も無かったので車中から眺めながら通り過ぎるだけになった。もっとも彼は運転手だったからろくに見ることはできなかっただろう。そして最後の見学地は、福井駅近くにある郷土歴史博物館。工夫を凝らした展示や夏休みのイベントがあれこれ企画されていた。福井城の本丸跡に県庁が作られているというのが、ごいさんには特に印象に残った。

13時30分にレンタカーを返却。しばらくは駅周辺を各自自由行動して、14時35分発の「しらさぎ10号」で米原に向かう。そこから新幹線「ひかり526号」に乗り継いで、17時52分に新横浜に到着。横浜まで戻ってみんなで軽く飲んで解散となる。お疲れさまでした。

来年の旅行地は、天橋立城崎温泉あたりということで決定した。またみんなで揃って行きましょう。

 

写真は、ごいさんの呑兵衛仲間。東尋坊を見て何を思う?

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