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今年の初授業

冬休みが終わり、今週の火曜日から学校が始まった。今勤務している学校は2学期制なので、始業式はなくその日から平常の授業が始まる。この寒い時に体育館に集まってというのも今思うと体を悪くするようなものだが、長いこと3学期制に慣れていた自分にとっては、何だかけじめみたいなものがなくなってしまったようで物足りない気分なのだ。四季のある日本には、夏休み前と冬休み前とに区切りを入れ、3月に学年末を迎えるといった3学期制が似合っているように思えるのだが。

まあそれはともかく生徒たちが久々に学校に戻ってきた。ごいさんは先週の4日も6日も出勤日だったので学校に行ったが、生徒はもちろん先生もほとんどが休みを取っていたので実に静かな学校だった。それはそれで好きなのだが、やはり生徒の元気な声が聞こえないと学校じゃないね。ということで、昨日今年の初授業を行ってきた。

夏休みや冬休みなどの長期の休みやゴールデンウィークとかでしばらく授業がなかったりすると、その休み明けの最初の授業はいつもながらに上手くいかない。それが分かっているから入念に予習をするのだがそれでも上手くいかない。授業を盛り上げようなんて思って張り切り過ぎて空回りしてしまうみたいだ。今日もそんな感じ。

ごいさんの教室に入っての第一声は、「おはようございます。出席を取ります。」だ。ごいさんは必ず一人ひとりの名前を呼ぶことにしている。授業が始まってしまうとなかなか全員と顔を合わせるのは難しい。授業中に1度も顔を見ないんじゃちょっと淋しい。一期一会じゃないけれど、こうすれば必ず顔を見ることができるのだ。語らずとも「よう、元気か。頑張れよ。」「あー、分かってるよ。」ぐらいのアイコンタクトができる。それだけでその子の今日の様子が何となく分かる。今日はやけに不機嫌だとか、何か嬉しいことがあったのかとかね。それでその後の会話もだいぶ違ってくる。生徒は生きている。無機質的に教えるだけというのはどうにも好きにはなれない。

そういうのもあってごいさんはがんがんプリントをやらせたりするのも好きではない。そうやって訓練することが効果的な場合もあるが、最終的には自分からやろうとしない限り力が伸びることはないと思うからだ。ごいさんの授業は脱線することも多い。数学に限らないが、生徒に授業に興味を持たせるには、まずは先生に関心を向けさせることだと考える。次は何を話してくれるか、そんな思いを生徒が持ってくれたらしめたもの。次の数学の時間が楽しみになり、好きになるまでには至らなくても嫌いになることは絶対にない。そうやって数学への取っ掛かりを作ってあげるのもごいさんの楽しみなのだ。

さてさてそんなごいさんも4月からは完全リタイアをと考えている。講師の口もないわけではないが、母親もまだ元気なうちに、自分のやりたいことに専念してみたいのだ。ということで、教員生活も残り3ヶ月となる。マラソンと同じ、最後までしっかりと楽しんでフィニッシュしたいね。

 

ただ今、勉強中。f:id:goisan:20170112102916j:plain

 

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