秋の気配とマラソンシーズン
秋の気配なんて今頃言ったってもう10月だよって言われそう。そうだよね、暦では9月から秋だろうって。それに今年の9月は残暑も無く、真っ盛りの夏からいきなり秋になった感じだった。きっとその頃も「もう秋だなあ。」とか言ってたんだ。だけど、なんかすっきりしたものが感じられなかった。お月見も見られなかったし、体育祭が行われた日も小雨混じりの寒い日だったから。それが、一昨日の台風一過だ。気温は多少上がったものの、ちょっとした日陰を歩くとひんやりとして気持ちがいい。空を見上げると正に秋晴れ。昨日は仕事で銀行まで歩いたが、本当に爽やかだ。
で、その時にふと考えた。何をもって秋と感じるんだろうってね。秋の花っていうと、まず思うのはコスモス。秋桜って書くくらいだし。金木犀もそうだね。菊はあまり見かけないなあ。湯島天神の菊祭りはまだ先だし。それからスズムシとかコオロギとかの虫の鳴き声。夜になってこれが聞こえたら秋だよね。食べ物だと秋刀魚、栗、それに一応見るだけの松茸。こういうのが出回ってくると秋なんだろう……ってことぐらいは分かる。
でもごいさんが秋を感じるのは、やっぱり自然の変化なのかなあ。風が爽やかだとか、空がすっきりして青々としてるだとかね。同じ爽やかな感じでも5月あたりのとはだいぶ違う。5月の頃は緑濃く夏に向かっての躍動感があるけど、秋の方は夏の暑さから解放されて全体が静かに落ち着いてるという感じだ。夜になると少し冷たくなった風とともに虫の鳴き声が流れてくる。今のうちに秋の夜長をしっかり使えよって言っているようだ。
秋と言えば食欲の秋、読書の秋とあるけど、今のごいさんはスポーツの秋ということになるのかな。少しばかり陽が落ちるのが早くはなっているが、一番運動しやすい時期だろう。ごいさんにとっても4年目のマラソンシーズンが始まる。最初のレースは、荒川で行われるタートルマラソン(ハーフ)だ。3年前に初めて走った時は、気温が30℃を超え、13キロ付近で両足がつったのとさらには熱中症気分でふらふらになりながらゴール。タイムは2時間3秒。えっ、この3秒って…おまけですか。下旬には島田大井川マラソン(フル)に出場する。30キロ過ぎにある大エードステーションが大人気だ。やけどするくらいに熱いチキンラーメン、焼きそば、焼肉におでんなどなどその数30種類以上というから凄い。飲み物もノンアルコールビールまである。昨年は、チキンラーメンを食べたり他にもあれこれ食べていたら結局4時間7分台だった。う~ん、微妙。でも参加費も払っているしなあ。川を眺めて談笑しながら飲み食いしている人もいたけど、ごいさんはそこまでは割り切れない。
今年は4時間を切りたい。でも豪華なエイドが……。あ~あ、ハムレットの気分だよ(大袈裟か)。
写真は、職場近くの公園でゲートボールを楽しむ皆さん。正にスポーツの秋ですね。