久しぶりの長距離ラン
先週の土曜日に久しぶりに長い距離を走った。最初はこの前走った根岸森林公園を回って帰ってくるコースを考えたのだけど、これだとせいぜい23~24キロぐらい。この日はなぜだかもう少し長く走りたい気分。こういう気持ちになるのはとても珍しい。そこで、これを少し膨らませて本牧市民公園、いわゆる三渓園をぐるりと回るコースに変更した。これで27~28キロぐらいにはなると考えた。ところがどっこい、これがなんとも甘かった。
今回はキロ7分弱ぐらいのゆっくりペースで走る。家を出てひたすらに環状2号線を磯子へと向かう。磯子の駅までがちょうど15キロ。ここから京浜東北線沿いに根岸に向かう。根岸を超えたところでいつもなら森林公園の方に上っていくのだが、今日は真っ直ぐに本牧市民公園の方に向かう。その横に三渓園がある。ここが20キロ地点。
そこでふと考えた。あれっ、どうやってもあと7~8キロじゃ帰れないぞ。確かにそれから3キロほど進んだ道路案内に桜木町まであと4キロと出てきた。桜木町から家まではさらに5キロほどある。時間はもう夜の7時。ここで覚悟を決めて、コンビニに入ってパンを一つ買って腹ごしらえをする。この時見上げた夕焼けがとても鮮やかだった。多くの人が空を見上げてスマホで写真を撮っている。ということでごいさんもしっかり撮影しました。
25キロ地点は山下公園だ。ライトアップされた氷川丸。赤レンガ倉庫やコスモクロック、ランドマークなどのみなとみらいの夜景がとても美しい。折れかけていた心がだいぶ癒される。ちょっとピンぼけ気味だけど写真も撮影。そして汽車道を歩く観光客の中を縫うように走って桜木町を通過。あと残り5キロ。家を出たのが4時だったからもう4時間近く走っている。でもまだちょっと余裕がありそう。最後の3キロは少しスピードをあげて5分30秒台で走り切る。今日の平均タイムはキロ6分16秒だった。
いつものように終わってみれば満足感だけが心地よい。でも今日の距離計算は大誤算だった。もう一回走る気になるだろうか………………なるな、きっと。
さて話は変わって、女子W杯サッカー。決勝トーナメント1回戦のオランダ戦も、準々決勝のオーストラリア戦もいかにもなでしこらしい勝ち上がりかただった。川澄選手もトーナメントからは先発出場。少しずつ調子が上がっているようで、次の試合ではぜひ得点シーンを見てみたい。川澄選手のブログに、なでしこの良いところは「往生際の悪さ」と書いてあった。実際、とにかく走り回っている。諦めない。オーストラリア戦もかなり苦戦が予想されたけれど、始まってみたらオーストラリアの選手たちが動けない中、なでしこたちはただただ勝利に向かって動き回っていた。そしてそれを楽しんでいるようにも思えた。あの健気さがいいんだよね。
あと2試合となった。次のイングランド戦にもきっと勝つ。そして決勝に行こう。