呑兵衛旅行、日程決まる
今日の記事も飲み会の話です。えっ、まだ週始めだよってね。そうなんです、昨日集まったのはすでに定年で退職している人たちばかり。その中で、ごいさんとI坂さんがちょこっとだけ働いている。だから時間は余るほどにある。働いている人には申し訳ない。
ということで、毎年夏に行っている呑兵衛旅行の日程を決める集まりが昨日あった。いつもお花見を兼ねている。昨年は引地川の千本桜、その前は大岡川プロムナードの桜並木だった。今年は、鶴見にある三ッ池公園だ。午後4時に鶴見駅に集合なのだがI坂さんは仕事があって間に合わないというので、花見は4人で行くことになった。
この公園にはその名前の通り「上の池、中の池、下の池」という3つの池がある。「日本の桜の名所100選」にもなっていて桜の木が1,600本もあるというから桜が覆いかぶさるような勢いで咲いているかと思いきや、公園そのものが広すぎて、案外と控え目な感じに見えた。さすがに月曜日ということで人出は少なかったね。
駅に戻ってI坂さんが合流して5人が揃ったところで飲み屋探しと相成る。呑兵衛たちにとってはこの飲み屋探しというのも楽しみの一つ。在り来りのチェーン店ではつまらない。とりあえずそれらしいお店を見つけて掘りごたつの席におさまる。まずはビールで久しぶりの再会に乾杯だ。そこでM橋さんから説明が始まる。旅行の段取りのすべてはこのM橋さんに任せてある。今年70歳になる大ベテラン。倫理社会の先生で、ごいさんとは30年以上のつき合いになる。今でも町内会や教職員組合退職者の会の役員をやるなどまだまだ活躍中だ。それに月に一度は教え子たちと哲学について語り合っているという。15年連れ添った茜ちゃんという飼い犬が3月に亡くなって少し元気がなかったようだ。
他にメンバーはごいさんの1つ上のO矢さん、1つ下のI坂さん、2つ下のS渡さんだ。O矢さんはごいさんと同じ数学の先生でそれに高校の先輩でもある。いつも冷静で頼りになる存在だ。この集まりでは何かに迷うと最終的には彼の判断に従うことが多い。M橋さんもO矢さんも物静かでおとなしい。ちょっとおどけて見せるのがI坂さん。S渡さんは末っ子という感じかな。結局、そんなこんなでこの中ではごいさんが一番威張っている。自分でも分かってはいるんだけど。
さて、今年の旅行は福島だ。昨年の会津鶴ヶ城マラソンで行ってきたけど観光はあまりできなかった。今回、大内宿を始めとしていろいろと見られるのが楽しみである。それにこの旅行の最大の魅力は宿泊するホテル。自分ではなかなか泊まろうとは思わない一流のホテルだ。考えるだけで、今回の宿への期待がますます膨らんでくる。
旅に出るまでのその待っている期間って、子どもに戻ったようで本当にワクワクする。そしてその日があるからそれに向かってまた頑張ろうと思うのかしらね。