09の仲間と總持寺の見学
一昨日、09の仲間と共に總持寺とキリンビアビレッジに行ってきた。09の仲間とは、ごいさんが最後に担任を受け持った時に一緒に学年を組んだ先生たちである。それから4年が過ぎたが今でも春、夏、秋と年に3回ほど集まりを持っている。こういう見学会や旅行を企画してくれるのは社会の先生だったS野さん。A川さんとK子さんは仕事のため欠席。
總持寺は京浜東北線鶴見駅から徒歩約10分のところにある。三門を入ると、けん騒な駅前から一転して静寂な世界が広がる。總持寺は永平寺と並ぶ曹洞宗の大本山なのだが、永平寺とはその環境がまるで違う。もともとは能登にあったのだが、火災で焼失した後にここに移転してきたのだという。
12時40分に境内の香積台(こうしゃくだい)というところで、T金さん、S野さん、S本さんと待ち合わせる。受付をして、しばらくして修行僧のお坊さん2人が現れた。お寺の中を案内してくれるのだ。外はカンカン照りで相当に暑いのだが、建物の中はひんやりしている。涼しい風が抜けていくさまが、いかにも夏のお寺といった感じだ。
まずは有名な百間廊下を歩く。今は修繕の関係で百間に少しばかり足りないという。毎日雑巾がけをしているから、すべすべ、ぴかぴかだ。ちなみにお坊さんは、お互いの袈裟が触れ合わないようにということで左側通行なのだそうだ。
遠くに佛殿を見る。中には入れないが、窓があって中が見られるようになっている。
それから修行僧の道場となっている大僧堂。ここで、修行僧の朝夕の座禅、食事、睡眠が行われる。
千畳敷で広々とした大祖堂。寝てみたい衝動に駆られるけど先は立入禁止。
紫雲臺(しうんたい)の襖に描かれていた龍の絵はなかなかの見応えがあった。それと東郷平八郎直筆の額も飾られていた。
これから入山する人たちはこの待鳳館(たいほうかん)の前で許可が出るまで待たなければならない。案内してくれたお坊さんの一人は2月入山だったのだが、寒い中を2時間ほど待ったという。
1時間ほどで1周し香積台に戻って来る。最後に、日本一大きいと言われる大黒様にご挨拶。案内してくれたお坊さんはとても親しみやすく、質問すればいくらでも答えてくれる。短い時間だったが、大いに勉強になった。
次のキリンビアビレッジの一番搾りの体感ツアーで、T岩さんとM井さんが合流。もちろんみんなのお目当ては3杯まで飲めるという試飲。今日のガイドさんは外国の方のようだったが、日本語が流暢でしかも時にみんなを笑わせながらの話し方も大変上手でとても感激した。約50分の説明が思ったよりも早く感じたのもそのせいだろう。そして、試飲はもちろん出来立ての一番搾り。やはり期待通りの美味しさだった。
次回のこの会の集まりは、いつものように11月下旬の茅ケ崎メンチのお店「なんどき牧場」でということになった。S本さんの教え子のお店で、たびたびで申し訳ない気もするけどどうぞよろしくお願いします。全員揃うといいな。