45年ぶりの大雪

朝起きたら、雪が降っていて少しばかり積もり始めていた。次第に雪の落ちてくる勢いが増してどんどん積もっていく。ブログ用にと雪景色の写真を撮りにバルコニーに出たが、その時の足跡もすぐに見えなくなるほどの勢いだ。 

45年ぶりの大雪だと言う。そう言われればその時ごいさんは高校1年生だった。クラスの仲間たちと雪合戦をしたのを思い出した。そうそう部活ではボールが雪ダルマ化して蹴ってもぜんぜん転がらなかった。あの頃の若いごいさんは何を考えていたんだろうなあ。 

北海道や東北、甲信越地方と違って、関東で雪が積もるくらいに降るのはせいぜい年に1回あるかないか。だから、雪にまつわる思い出は案外記憶に残っている。小さい頃の雪ダルマ作りや雪合戦。子供たちが小さかった頃に作った「かまくら」。そしてその中に入って遊んだこと。それから雪の降った翌日の朝日に眩しく輝く雪景色はなんとも言えないくらいに感動的だ。その眩しさの中で「ぺこちゃん」と呼んでいた大好きな叔父さんと凧揚げをしたのも楽しい思い出だ。その叔父さんは30代の若さで亡くなってしまった。 

横殴りの雨がどしゃどしゃ降っているのを窓から眺めて一人ぼんやりしているのも好きだが、灰色の空から深々と落ちてきて白く積もっていく様子を見ながらあれこれ考え事をするのも好きだ。もはやテレビも音楽も要らない。いわゆる無という境地ほどのものではないが、余分なことを考えない、素直に自分を見つめられる時間だ。 

もちろん飽きっぽいごいさんだから1時間もそうしているともうじっとはしてられない。吹雪いている中を駅前のスーパー銭湯まで出かけて、雪見風呂と洒落込んだ。たっぷり1時間、露天風呂に浸かっては舞い落ちてくる雪を顔で受け止めていた。そして例によって風呂上りにきゅ~っと‥‥‥、牛乳を一気に飲み干した。く~っ、うまい! 

夜になって雪の降る勢いも弱くなりまもなく止むのだろう。明日の朝は眩しい銀世界になるのを楽しみにして床に就くことにする。この気持ちは子供の頃と少しも変わらない。こんなに歳をとってもね。それはきっとごいさんだけじゃない。

 

写真は自宅バルコニーから撮影

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