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12月に入って思うこと

今年も最後の月に入った。ごいさんは季節なら夏だが、月ならばこの12月が一番好きだ。何しろ街全体が活気に満ちているのがいい。そしてそんな活気を少し冷ますかのように冷えているのもちょうどよい。この1年をみんなそれぞれの思いを抱いて生きてきた。嬉しいことや悲しいこと、楽しかったことや辛かったこと、そのいろんな思いがこの12月には交錯している。誰もが無意識のうちに振り返る。そしてともあれ無事に生きてきたという実感を味わうのだ。1年の途中では絶対に味わえない感情である。

そして一方では、まもなく始まるという新しい年に向けた期待感が膨らむ。今年良いことが多かった人はさらなる発展の年を願い、不幸だと感じていた人にとっては来年こそはと祈念する。なぜか年が明けてしまうとそれらの高揚感が薄れてしまうのは不思議なことだ。正月には初夢を見たり書初めをしたりなどして新年への思いを考えそうなものだが、実際にはこの12月には決めているのだと思う。まさに1年を終えようとするその勢いで来年のことも考えているのだ。

街行く人はみんな厚着をして寒そうなのだが、心の中は熱く燃えている感じがする。早足で過ぎていくその姿からは、暮れまでにもう一頑張りしていい一年で締めくくりたいそんな思いが伝わってくる。この一年をとにかく生き抜いてきたという思いを残そうと懸命になっているような気がするのだ。

この前、街を歩いていて久し振りにジングルベルの曲を耳にした。ここ何年か街からは消えていたように感じていて淋しく思っていたのだが、やはりこの12月にはぴったりの曲だ。これからボーナスも支給され、少しばかりリッチな気分で出歩く人が増えてくるだろう。ちょっとばかり贅沢な買い物をして、そして家族で食事をしてと、そういった華やかな顔が見られるのもやはりこの月の特徴のような気がする。シンプルだけどジングルベルはまさにうってつけの曲だと思う。

それにしてもクリスマスもまだ来てないというのに、スーパーにはもうお供えが売られている。もう少ししたら紅白の蒲鉾や栗きんとんも並ぶのだろうけど、そんなに早く買うお客さんっているのだろうか。正月前に消費期限が来ちゃうんじゃないと心配する。子供たちにとっても12月のクリスマスは大切なイベントなんだからもっと盛り上げてほしいな。

ということでこの12月はいつにも増して大いに街を歩いてみようと思う。そういう流れに身を置くことで、今を生きていることを実感し、来年に向けた元気ももらえそうに思えるから。ちなみにごいさんはこの12月で1つ年を取る。12月が好きな理由の1つかもしれない。久しぶりに丸いケーキが食べたいな。

 

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