真夏の甲子園予選
試合の会場はかなり不便なところなので駅からタクシーで行くことにした。が、なんとこの駅には駅前というものが無い。当然、タクシーもいない。道路を少し歩けば拾えるだろうと思って歩き出したが、結局最後まで歩く羽目に。しかもあと少しの所で道を間違えて、最後は汗を流しながらの早足走行。どうにか2回表には間に合った。
時間は2時少し前の一日で最も気温の高い時間。その中で、学生服を着こんだ応援団、チアガール、それにブラスバンドとみんな懸命に応援する。試合の方は0-0の投手戦となり緊張が続く。お互いにランナーを出すが後が続かない。しかし、とうとう6回表に2点の先制を許してしまう。直ぐの7回に1点を返すが、8回によもやの2ストライクからのスクイズでまたまた2点差とされる。9回裏、逆転サヨナラ勝ちを祈りながら応援したが、結局は1-3のままで敗戦となった。ヒットやフォアボールで塁に出るのだが、ここぞというときのヒットが出ない。惜しい試合だったと思う。先制点を入れてたらきっと勝っていた。
ごいさんはずっとサッカー部の顧問で、グラウンドを使う関係で野球部とは対立的立場だったから、野球の試合を観に行くなんていうのは50歳を超えたあたりからである。野球の応援は特に父母会がすごい。どの学校でもお父さんお母さんの熱い応援が目立つ。いくつになっても子供は子供。応援していたいものだ。その気持ち、ごいさんにもよく分かる。それにしても、こんな風に応援できるのは素晴らしいことなんだよ。きっといい家族なんだろうと思う。
さて、3年生は今日で引退。後は後輩に託し、みんなはそれぞれの進路実現に向けて頑張っていってほしいな。
写真は、2アウト1塁3塁の場面。この時は、残念ながら先制ならず。