三浦マラソンのハーフデビュー

昨日、三浦マラソンに行ってきた。三浦マラソンとの出会いについては昨年の3月1日の記事に書いた通りだ。10キロぐらいならたいした練習も要らない。10キロ走って酒飲んで盛り上がろうなんてノリだった。だからタイムもさほど気にしない。その時は速く走りたいなんて思うけどすぐに忘れてしまう。毎年、同じことの繰り返しだった。それが4年前から本格的に走るようになって俄然やる気が違ってきた。初めて50分を切って、飲むお酒が半端じゃなくおいしいことを知ったのだ。

今回の参加者は、S田さん、K島さん、K島さんのお友達、それに若手のF井さん、S藤さん、Y田さん。そして応援担当のI坂さんだ。横浜駅7時33分発の特急で三浦海岸駅に向かう。天気予報では午前中は小雨で昼から本降りとのことだった。確かにこの時は晴れ間も見えていたのだが、三浦海岸が近づくにつれぽつぽつと雨が落ちてきた。が、まだ傘を差すほどでもなく気温も温かい。午前中ぐらいは何とかもつだろうと思っていた。

 

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ごいさんは、三浦のハーフは初めてである。S田さんが横浜マラソンに向けてハーフを走るというのでそのお付き合いだ。スタートして2.5キロ地点でいつもの10キロコースと別れて山を登っていく感じになる。三浦霊園を抜けて上り切ると、大根畑の景色が広がる。本来ならこの辺りから伊豆大島や富士山も望めるらしいのだが、今日はもちろん何も見えない。

城ケ島大橋を渡るとすぐに折り返し地点だ。後半に2度の急坂があったが以前より苦に感じない。坂道に強くなったのかしら。そして10キロコースの折り返し点を通過する。残り5キロの地点だ。いつもならばて始める頃なのだが、今日はまだゆとりがあった。前を走るランナーを一人二人と抜いていく。そろそろかと思った頃に、ゴール前で待ち受けるI坂さんを発見。手を振ったところをiPhoneでパシャ。なかなかいい写真を撮ってもらった。オールスポーツのカメラマンに推薦したいくらい。フィニッシュタイムは1:49:32。

さて、ゴール後が大変だった。降り続く雨で、体の熱がどんどん奪われていく。完走証とTシャツの交換所が遠くて、それだけで完全に冷え切った。テントに避難して着替えをするが、砂の上だからこれもなかなか大変。テントのつなぎ目からも雨がぼたぼたと垂れ落ちる。「ひゃあ、冷たい!」なんて言ってられないほどに寒くて震えが止まらない。

マホロバマインズのお風呂は入場制限で入れない。そこで体の中から温めようということになり、急ぎ居酒屋へ。寒いけどまずはビールだろう。「うっ、旨い。」そして焼酎のお湯割りで温まる。この辺から、嫌なことが全部どこかへ吹き飛んでいく。呑兵衛3人につき合わされた若手3人は可哀そうだったかな。まあこれも勉強だよ……と、思ってね。

I坂さんとはブログで交信しているが、会うのは久しぶり。元気な姿が見られて何よりでした。S田さんの横浜マラソンの壮行会にもなったかしら。今日のごいさんは相当に酔ってしまって所々記憶が飛んでいる。本当に珍しいことだ。よく覚えていないけど、よほど楽しかったんだろうね。

あ、そうそう、今年もまた研修仲間のH口さんが差し入れを持ってきてくれた。雨の中、本当に有難うございます。H口さんは地元の中学校の校長先生をしている。今どきの校長先生って苦労が多い。体だけは大事にしてくださいね。

最後になりましたが、応援してくれた皆さま、ボランティアの皆さま、大会関係の皆さま、雨の中を本当に有難うございました。

三浦マラソン、来年こそは満開の河津桜の下で一杯いきたいな。

 

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