三浦国際市民マラソン大会

一昨日の日曜日に三浦国際市民マラソン大会に参加してきた。今年から10キロがなくなりハーフのみとなったのだが、それでも申込者数が1万人を超えたという。出走したのは、S田さん、A美さん、Y村さん、若手のY田さん、元同僚S井さんのご主人、そして自分の6人。それに、応援でI坂さん、K島さん、S井さんと総勢9人での参加となった。

この三浦マラソンと先の神奈川マラソンにはもう15年以上参加している。K島さんから走りませんかという誘いを気軽に受けて走ったのが始まりだった。もちろんお目当ては走り終わった後の飲み会だ。10キロの部だったから特に練習しないでもそこそこには走れた。本格的に走ろうなんていう気持ちはさらさらない。以来、毎年この2つの大会には飲むためにだけ参加してきた。

今年の三浦はよく晴れて風もなくとても暖かだった。もう気持ちは終わった後の海辺での反省会に飛んでいる。そんな感じでぼやぼやしていたら並ぶタイミングを逸して前の方に行けなくなってしまった。予想通りの大混雑だ。9時スタートで、ゲストで来ていたQちゃんがみんなを笑顔で送り出してくれている。そう言えば初めてQちゃんに会ったのはこの三浦だった。そうしてQちゃんの大ファンになった。

スタートしてしばらく海岸沿いに進む。2.5キロのところを山側に入ったところから三浦霊園に向かっての最初の上り坂が始まる。一気に体力を消耗して、坂の途中でまさかの息切れ状態。前の何人かのランナーが歩き始めるのを見て弱気になるが、さすがにここで歩くのは許されないと思った。上りきると大根畑を見ながらの平坦な道が続く。やがて城ケ島大橋が見えてくる。この橋を渡って城ケ島を少し入ったところでUターンして再びこの橋を渡り終えたところが中間地点になる。この後に大きなアップダウンが2回ほど待っている。

最後の上りを終えたところが16キロ地点。ここから急坂を一気に下って海岸沿いを走る。右に海が見え、潮の香りも漂ってくる。残り3キロを切った辺りでQちゃん発見。周りにランナーがいなくて貸し切り状態でハイタッチ。最高の元気をもらっちゃいました。2キロを切り、ラストスパートに入る。最後で一気に5人ぐらいを抜いてフィニッシュゲートをくぐる。タイムは1時間40分2秒。順位は745位(10,111人)。昨年は1時間39分台を出せていたからちょっとだけ悔しい。気温が高かったのが影響したかしら。

買い出しから帰ってきたらもうみんな揃っていた。さて待ちに待った反省会の始まりだ。青い海に青い空。そして白い砂浜。走り終えた満足感と共に最高の気分だ。誰にも邪魔されないこの広い空間。みんな、心が解放されたよう。大いに飲み大いに盛り上がった楽しい時間だった。

ということで当然のことながら翌日は少しふらふらしながらの出勤と相成った。そしていつものように自己嫌悪に陥る。つい調子に乗ってしまう自分の悪い癖。華やげば華やいだ分だけ終わった後の何とも言えない虚しい気分。いつも同じで、性懲りもない人間だと情けなくなってくる。それなのにもう来年の三浦マラソンを楽しみにいている。

 

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