東京マラソンボランティア

この前の日曜日に東京マラソンのボランティアに参加してきた。4年連続の4回目。3年前のこの大会が自分自身の初めてのボランティア体験だった。大会で走るたびに、ランナーを励ましながら楽しそうに働いているボランティアの皆さんを見て、自分もやってみたいと思うようになった。そう思うといつも善は急げのごいさんなのだが、その時に出会ったのがこの東京マラソンだったのだ。見つけた瞬間には何のためらいもなく応募していた。

それでも大会が近づいて来ると自分にできるかという不安が強くなって一時はやめようかとも考えたのだが、結局は最初に思った通りにボランティアをやったらどんな気持ちになれるのかという関心欲の方が押し切った形となった。初めての仕事はゴールしたランナーにソイジョイを配ってはハイタッチを繰り返すというものだったが、あの時の感動は今も忘れていない。どのランナーもみんな素敵な笑顔だった。

そして何よりも驚いたのは、「皆さんのおかげで楽しく走れました。ありがとうございます。」と大きな声で感謝の言葉を言っては頭を下げていくランナーたちがたくさんいたことだった。それまでの自分はボランティアの人たちに軽く会釈はしても感謝という表現をしたことなど一度もなかった。これこそ市民ランナーのあるべき姿だと思った。それとボランティアとして一日中笑顔を絶やさないということがいかに難しいかということも知った。ボランティアの仕事が好きだというだけで簡単にできるものではないということも十分に思い知ったのだった。

次の大会からはごいさんも積極的にボランティアの皆さんや沿道の応援には声を出して応えるようにした。皆さんのお蔭で走れているのだから、そのためにも頑張ろうと思えるようになった。それからのごいさんは時々ボランティアをやっては自分の気持ちを振り返ることにしている。見た目はかっこ悪くても、心のフォームだけはかっこ良く走りたいと考えたのだ。

ということで今回も楽しみに参加させていただいた。今回の仕事は荷物の返却。気になったのはフィニッシュ地点からここまでかなりの距離があること。特にごいさんのいる場所は最後の方だから1キロ以上にもなる。更衣所までとなるとさらに数百m先になる。みんな重い荷物を抱えて歩いてくるのだが、ほとんどのランナーの顔から笑顔が消えかけている。身体の方もだいぶ冷えてしまっているようだ。大きな声で「お疲れさま」と声をかけるとなんとか笑顔を返してくれるがだいぶ辛そうだ。この動線は誰が考えたのか。今年は暖かくて良かったけど、寒かったり雨が降ったりしたらたまったものじゃなかったろう。

そういった感じだったので、いつものようなゴールした後のランナーの皆さんの満足感溢れる笑顔はほとんど見られず、少しばかり不完全燃焼に終わった今回のボランティア活動だった。来年はこの動線が少しでも改善されることを期待したい。9時から16時半までの長い一日だったけど、やっぱりやって良かったと思う。でも来年は走りたい……ですね。

 

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