鳥取マラソン

名古屋ウィメンズマラソン、古河はなももマラソンと盛り上がっていたこの前の日曜日、自分は鳥取ラソンに参加してきた。4,000人ほどのアットホーム的な大会だ。天気予報は晴れで暖かくなるということだったが、空は灰色の雲に覆われ寒くてなかなか上着を脱ぐことができない。ゼッケンは申告タイム順のようでごいさんは1,800番台。一般ランナーのゼッケンは1,001番からでその前に陸連登録選手が300人ほどいるから、ごいさんの妥当な順位は1,000番前後だろうと考えた。

荷物預けまもなく終了のアナウンスで仕方なく上着を脱いで荷物を預ける。ゼッケンは申告タイム順のようだがブロックは決められていない。当日の状態で多少の前後はできるようだ。今回の自分の目標は下の写真の通りだ。実のところこれも厳しいかという状態だった。前から痛かった首と腰に加えて、先週の三浦マラソンで左ひざを痛めてしまったのだ。大事を取ってこの一週間は一度も走らなかった。DNSはどうしても嫌だったのとDNFもありかと考えた上でやって来た。

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スタート直後の1キロ余りの急な上り坂はちょうどアップを兼ねる形でそれほど苦に思わなかった。沿道にはたくさんの人がいたが、今回はおじいちゃんやおばあちゃんの応援が特に目に付いた。手を振ると一生懸命に手を振り返してくれるのが嬉しい。やっぱり一週間走っていないのは不安に感じる。足の調子も気になる。いろんなことが入り混じって気持ちは暗くなるのだが、そういう時はその思いを払拭するように積極的に沿道の人に手を振った。

後から応援ナビを見たがスタート時は954番だったからまあ妥当な所に並んでいた。最初の10キロは51分33秒で通過する。順位は641番へと急上昇。次の10キロは50分37秒で順位は614位とどうやら同じレベルのランナー集団に追いついたようだ。ここで第二の大きなアップダウンがやってくる。長い坂道でかなりの辛さだ。そうしてこの10キロは52分22秒でクリア。順位は531位だからこの坂で多くのランナーが脱落した感じだ。

終盤に入ると強い向かい風を受けてますますスタミナを消耗する。それでも35キロまでの5キロはぎりぎり26分台で耐えた。でも気持ちはここまで。ゴールが見えたことで安心したことがあるかもしれない。40キロまでの10キロは55分45秒と落ち込んだ。しかし順位は451位とまだ上昇している。自分も辛いが周りはもっと辛く感じていたのだろう。

そして最後の2キロ、いつものように最後ぐらいはかっこつけたくてそのつもりで走っていたのに、残り600mぐらいのところで急にめまいを感じた。軽いハンガーノックのような症状。慌てて残っていたジェルを補給するのだが、その間にも多くのランナーが通り過ぎていく。その後懸命に走ったけど彼らには追い付かなかった。そしてフィニッシュ。タイムは3時間42分50秒。順位は452位と1つ落とす。最後の200mは苦しい表情丸出しで走った。今回はずっと笑顔で来られたのに最後に来て笑顔を見せられなかったのが心残りとなった。

最後に、応援の皆さん、ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

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