タートルマラソン国際大会 in足立

18日の日曜日、タートルマラソンを走ってきた。もう5回目になる。S田さんと走るようになって初めて参加したのがこの大会だった。S田さんはホノルルマラソンを走るのを奥さんに見せるのが夢だという。それなら大会に出て力をつけましょうということになったのだ。S田さんはどうせ走るならハーフと言って頑として聞かない。しょうがないと観念し、ネットで調べたらちょうどこの大会が見つかったというわけだ。

その日は朝方まで雨が降っていた。それが止んだ後も曇り空で涼しく感じられる天気だった。北千住の駅はすでに相当な数の人でごった返ししている。河川敷も大勢の人で賑わっている。1万人規模のマラソン大会を見るのは初めてで、「おおっ」と声が出るくらい感動した。着替えて準備をしていると雲の切れ間から太陽が顔を出してきた。スタートする頃には、雲が消え太陽が直に照りつけてくるようになった。

この日のごいさんの目標は1時間55分。それを切る自信は大いにあった。事実13キロ地点まではキロ5分ほどのペース。ところが14キロ手前で右足が攣りそれをかばうように走っていたらついには両足が攣ってしまった。それからは走っては休みの繰返し。その頃気温は30℃を超えていたのを翌日の新聞で知った。残り5キロ辺りからは多くの人が歩いている。道端には横になっている人もいる。翌日の新聞には30人以上の人が救急車で運ばれたとあった。そんな中、ごいさんもフラフラになりながらゴールする。タイムは2時間3秒。微妙な数字。S田さんは2時間29分台。

駅近の飲み屋に入って初マラソンを祝う……はずだったのだが、二人とも頼んだビールを飲む気にならない。目の前では女性のグループが楽しそうに飲んでいる。まさに見事なまでの惨敗の気分。それでもS田さんは目標タイムの2時間半を切ったことでマラソンを続ける気持ちになった。そして今がある。

今回も朝のうちは曇り空で涼しく感じられたのだが、スタート時間が近づくにつれ太陽が強く照り出してきた。気温もどんどん上昇している。参加者はS田さん、Y村さん、若手のF井さん、女性陣のY田さんとY池さん、それにごいさんの6人。今回のごいさんはBブロックからのスタート。

最初の1キロは5分40秒ほどかかったが、それから折り返しまでは5分ちょっとのペース。折り返してからは4分55秒ぐらいのペースを保ってゴールイン。タイムは1時間46分3秒。ゴール後にまだ余裕が残っているのがなんだか不思議。次の島田大井川マラソンに向けていい準備ができたようだ。島田大井川マラソンだけがまだ4時間を切れていない。3回目の今年は何とかサブ4を達成したいのだけど。

タートルの後はたいてい疲れ果てていてまともに飲めたことがなかったのだけど、今回は絶好調。旨いビールを味わえました。この余裕が本物だといいんだけどなあ。

最後に、応援していただいた皆さま、ボランティアの皆さま、大会役員の皆さま、暑い中、本当にありがとうございました。おかげ様で、とても楽しく走ることができました。

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