第1回 金沢マラソン ~ 大会前日 ~
昨夜、金沢マラソンの全行程を終えて自宅に戻ってきた。これから大会のレポートを書こうと思うのだが、その前にまずは結果報告。ネットタイムは3時間46分42秒。順位は1453位。なんと自己記録を5分近くも更新しました。自分でもびっくり。
では、今日は大会の前日から当日の朝までの様子をレポート。東京駅8時36分発の「かがやき」に乗車。外観もかっこいいが車内も高級感が漂う。なんて思っていたら11時10分にはもう金沢駅に到着。もてなしドームには金沢マラソンの大きな垂幕がぶら下がっている。その地下のイベント広場がEXPOの会場だ。ゼッケンとTシャツを受け取り、出店を一通り覗く。EXPOについてはちょっと小規模な感じだった。
ここでお昼なのだが、実は今日の宿は富山県の高岡駅の駅前にあるビジネスホテルなのだ。申し込みの少し後に宿の受付が始まったのだがすっかり忘れていた。気づいた時はすでに金沢のほとんどの宿が埋まっていて空いているのは素泊まりで8千円前後もする。高岡まで範囲を広げてどうにか4千円台の宿を見つけた。金沢までの交通費を含めてもこちらが安い。
ということでまずは高岡に向かうことにした。高岡駅に着いた時にはすでに雨が落ち始めていて、これから本降りになろうかという勢いだ。しかし、ここに泊まるのも何かの縁。せっかくなのだから少しは観光しようと決めていた。
見学地の最初は高岡大仏。思っていたより小さい。与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と誉めたというが、う~ん、そうかも。そしてその先にある高岡古城公園。なんと言ってもここの紅葉が素晴らしい。ここに来ただけでもう十分に満足。ごいさんの下手な写真だが何枚かお見せしたい。少しでもその美しさが伝えられたら嬉しいのだけど。次に土蔵造りの町並みと千本格子の家並みを見て歩く。雨が本降りになってきたことと菅野家の公開時間が終わってしまったのが残念だった。
さて夕食だが、このホテルでは400円で夕食が食べられるという。鯖の味噌煮、豚の生姜焼き、ハンバーグ、牛カルビ焼肉から一品。それにカレーライスが食べ放題という。大会の前夜だから食べられれば何でもいい。おまけに外は雨で出かけたくもなかったから好都合だった。
明日はどうやって金沢まで出るか。6時50分発のIRいしかわ鉄道(あいの風とやま鉄道)だと金沢に7時30分到着。駅からは徒歩30分くらいなので8時半の整列にはぎりぎりになりそう。新高岡駅に出て新幹線だと7時3分に金沢に着く。これがいいのだが新高岡駅までは雨の中を重い鞄をぶら下げて20分余り歩くことになる。なかなか難しい判断だった。翌朝目が覚めた時、雨はだいぶ弱まっているようだった。これなら新幹線で行けそう。大人の休日パスは北陸一帯新幹線も乗り放題なのだ。これもウォーミングアップと思い、駅まで必死に歩き始める。6時49分発の「つるぎ」は富山駅始発なのでがらがらだったし、余裕を持って会場にも到着。この判断は大正解だった。
藤子・F・不二雄氏が高岡市の出身ということで、高岡市はドラえもんの故郷のようだ。