函館マラソン ~ 観光編その1 ~
【前日】ホテルに午後4時に到着。早速お目当ての塩ラーメンで腹ごしらえ。札幌のみそラーメン、旭川の醤油ラーメンと合わせて、北海道の三大ラーメンと呼ばれている。
大会の受付は6時からということで、その前に会場近くにある五稜郭タワーに昇ることにした。函館出身のラン仲間のS田さんがまずは五稜郭タワーに昇るべきだと言っていたが確かにその通り。高さ 90mからの眺めはさすがだ。小雨にけぶっていたけど、それはそれでまた味わいがあるというもの。この後、千代台公園での受付を済ませて宿に戻る。
【当日】大会の結果は前回の記事に書いた通り。終わった後、疲れと寒さに襲われ真っ直ぐ宿に戻りシャワーを浴びて横になったらそのまま寝てしまった。目が覚めたのが夕方の5時。まだまだ明るい。体も回復してきたので街をぶらついてみることにした。案内を見たら、元町の坂道巡りが面白そう。疲れているのに何を好き好んで坂道なんてと自分でも思ったけど、しかしこれがなかなか良かった。観光客もあまりいなくて、静かな中をのんびりと歩くことができた。
写真は順に、二十間坂、函館ハリストス正教会。そして「日本の道百選」に認定されている大三坂。
続いて八幡坂。「NIKKEIプラス1」の「何でもランキング」で、この坂道が「観光で訪れたい坂」のNo.1になったという。海と空が一直線につながっているような一本道の眺めが素晴らしいとの評価だ。
そして古き良き時代の面影を今に伝える「旧函館区公会堂」。このテラスからは先ほど走ったばかりの「ともえ大橋」が見える。あんなに苦しんだのに、あの橋をもう一回走ってみたい気もしている。その次の写真は、基坂を下って見上げたところ。
【3日目】この日は、名物の朝市から始まった。早朝なのにたくさんの観光客が訪れている。お客さんを呼ぶ声が飛び交う。何はともあれ、まずは朝飯だ。やはりここは丼ものということで、お勧めの3色丼にした。3種の具材を選べるというので、ウニといくらとカニを注文。どうです、美味しそうでしょう。朝飯にしてはボリュームあり過ぎかも。
今日は市電・バスの一日乗車券を使ってあちこち回ることにした。最初に訪れたのは、ご存知トラピスチヌ修道院。
次に向かったのは海岸沿いにある啄木小公園。叔母さんの影響で、小学生の頃に啄木に夢中になった時期がある。こうして銅像を眺めているとその頃の様子が思い出されて懐かしい。
昼間の函館山もいいよというS田さんのアドバイスを受けて上ってみた。確かに壮大な眺めだ。
帰りは登山道を歩いて下りることにした。函館公園の方に回ってみると、そこに昔ながらの遊園地と動物園があった。ここにも北海道新幹線「はやぶさ」が乗り入れていた。
仲がいいお二人?さん。隣にいたチンチラさんと目が合ってしまった。
一度ホテルに戻って、改めて夜景見物に出かける。すでに凄い数の人で、眺めのいい場所はすべて陣取られていた。少しずつ明かりが増えて、そして100万ドルの夜景が完成していく。