再び、前へ

2022年1月1日、生まれてから70回目の新年を迎えた。毎年同じようなことを繰り返して適当に喜びや悲しみを味わいながら、もうこんなにも生きてきたのかと感慨深く思う。小さい頃は死ぬということがとても怖くて、あと何年生きられるんだろうなんて真剣に悩んだ時がある。30歳になった時にはこれで人生の半分を生きてしまったのかと考えた。そして今ではその後半の分もとっくに過ぎてしまった。

60歳で定年を迎えて始まったごいさんの第2の人生計画も今年がその前半の最後の年となる。なんだかんだと64歳まで働いたのと2年前からのコロナ騒ぎで計画は大幅に遅れてしまったけれど、これからはもっと精力的に活動していきたい。本当にこの2年間は空白的に過ごしてしまった。マラソン大会はことごとく中止。昔の仲間と会って酒を飲むことも無かった。一昨年は母親の入退院の繰り返しや妹の手術があり、そして昨年は二人の叔父が亡くなった。

さらには大きな目標だった東京オリンピックパラリンピックボランティアの辞退。自分に残された時間の中でこの2年間は無駄に過ごしてしまったという感が強い。ここに来てオミクロンという新種が現れまだまだコロナの流行は続きそうだけど、その終焉を悠長に待っているわけにもいかない。もちろん無謀な行動は慎まなきゃいけないけど、新たな気持ちで前へ歩き出さなければと思う。

最近の自分は英語にしてもマラソンやテニスにしても以前のように楽しめてなくて、まるでルーティンワークのようにただただこなしているだけのよう。以前の自分はもっとゆったりとした気分でそれをやることを素直に楽しんでいた。それが変わってしまったのも多分にごいさんの性格だ。自分はもっとできるなんていう思い上がり。それが自分を追いつめてきた。

とまあ、そういうことで今年はその辺りを整理し修復していきたい。できないことは素直にできないと認め、できる範囲内でしっかりやっていく。そんな感じだね。人生を楽しむにはやっぱり余裕は大事。こんな基本的なこと、分かっていたはずなんだけど。

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